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十字路 の商品レビュー

3.5

17件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

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  4. 2つ

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2024/09/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

流夏や恭介のくだりがどうやって物語に結び付いていくのか興味津々で読み進めたが、真相が明らかになるにつれ、胸の中が重たくなっていった。。何となく嫌な予感がことごとく的中していってなんだかなぁ。救い見いださされず、命を絶つことで決着をつける虚しさばかりが残る作品だった。恭介の執念は、怖すぎるし、ここまで報われないとは。人の気持ちが一方通行すぎる登場人物だった。淀屋刑事も呆気なくいなくなってしまったしなぁ。このシリーズ2作目の「贖い」が未読だが果たして読むべきなのか非常に迷う。

Posted byブクログ

2024/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

星野警部シリーズ3作目。 だいぶ間があいてしまったので色々忘れてはいましたが… だんだんと真相が明らかになるわけではなく終盤怒涛の展開という感じで一気に真実に近づく。 とにかく、恭介がねちっこくて嫌だ!笑

Posted byブクログ

2024/08/23

今回もなかなか真相に辿り着かず、 読むのをやめてしまおうかと思いましたが、 やはり、星野警部さすがです。 帯のセリフが気になって読みましたが、 そのセリフを、作中で読んだ時涙が 出そうになりました。 読んで良かったです。

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2024/08/09

「誘拐」「贖い」に続く待望の星野警部シリーズ3弾。途中でプロットは何となくわかったが、その回収の面白さはやはりピカイチ。星野警部は刑事コロンボを思わせる。キャラ設定が良く、ストーリも面白いので、著者作品ならこのシリーズは押し。

Posted byブクログ

2024/07/25

※ 一部は読み通りでしたが、そこに至る 途中経過の一部は想像がつかなかった。 絡んで捻られた末のラストは、 淡い希望よりもやるせ無さが残りました。 ーーーーーー 異質の発想で事件の真相に迫る 刑事が主人公の警察小説。 主人公の星野は犯人を追う際には泥臭く 執念を滲ませるが、...

※ 一部は読み通りでしたが、そこに至る 途中経過の一部は想像がつかなかった。 絡んで捻られた末のラストは、 淡い希望よりもやるせ無さが残りました。 ーーーーーー 異質の発想で事件の真相に迫る 刑事が主人公の警察小説。 主人公の星野は犯人を追う際には泥臭く 執念を滲ませるが、証人が力になりたいと 思わせる何かがあり、掴みどころのなさと 温かさが同居した変わり者。 燻し銀的な味のある主人公は、 きっと今後も活躍しそうな気配が濃厚。

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2024/07/23

絵を見ただけで、同じ悩みを抱えていることを理解する。そこから救い出そうとする行動力は立派だと思うけど、その方向に問題あり。でも、元は大人が悪いんだ。

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2024/07/04

他の人のレビューを見て星野警部シリーズだということを知りましたが、知らなくても楽しめました。 犯人は消去法でこの人か?と予測がつくのですが、動機がわからず結末を迎えることになってしまいました。 結末の部分はかなり重い感じで読むのが辛かったですが、最後に救いがあったのかなと思います...

他の人のレビューを見て星野警部シリーズだということを知りましたが、知らなくても楽しめました。 犯人は消去法でこの人か?と予測がつくのですが、動機がわからず結末を迎えることになってしまいました。 結末の部分はかなり重い感じで読むのが辛かったですが、最後に救いがあったのかなと思います。

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2024/06/26

図書館本。 シリーズ第3段とは知らずに読了。前2作を読んでない...。 小学校教師が殺害されるが、捜査は難航する。そして第2の殺人。 えっ!!動機がそれ...。ラストちょっと...。

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2024/06/09

雨が降る夜の十字路で、小学校教師が殺害された。行きずりの強盗殺人に思えたが、犯人の行方は杳として知れない。捜査が難航する中、星野警部は独自の視点から事件を調査しなおす。一気読み必至のミステリです。 温厚で誰にも恨まれることのなさそうな被害者。彼が殺されたのはただ巡り合わせが悪かっ...

雨が降る夜の十字路で、小学校教師が殺害された。行きずりの強盗殺人に思えたが、犯人の行方は杳として知れない。捜査が難航する中、星野警部は独自の視点から事件を調査しなおす。一気読み必至のミステリです。 温厚で誰にも恨まれることのなさそうな被害者。彼が殺されたのはただ巡り合わせが悪かっただけなのか。動機も犯人もなかなかに明らかにならない事件の一方で、謎めいた大学生の物語も進みます。人の注目を集めながらも頑なに他人を寄せ付けようとしない彼にはいったい何があるのか、この謎もまた魅力的でした。そして無念のままに病に倒れた刑事と、その遺志を引き継いだ星野警部。あまりに手掛かりの少ないこの事件をどのようにして解き明かしていくのか、読む手が止まりません。 そして明らかになった真相は、予想以上に悪辣なものでした。あまりにやりきれません。しかし彼と、そして星野警部が選んだ結末によって、せめてあの人だけでも救われることはできるでしょうか。「私が何でもすると言った時は、本当に何でもします」という星野警部の言葉が心強いです。

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2024/06/04

十字路というタイトルはイエスキリストの磔と、詩音のタイトル再生はキリストの復活を意味してるのかなと思った。事件の本質に段々迫っていく感じは面白かったのだが、最後の結末、特に星野刑事の行動にモヤモヤした。最後の最後まで自分の信念を貫いて欲しかったな。でも星野刑事も分かり合えるぐらい...

十字路というタイトルはイエスキリストの磔と、詩音のタイトル再生はキリストの復活を意味してるのかなと思った。事件の本質に段々迫っていく感じは面白かったのだが、最後の結末、特に星野刑事の行動にモヤモヤした。最後の最後まで自分の信念を貫いて欲しかったな。でも星野刑事も分かり合えるぐらい壮絶な過去があったのかもと思えば、最後の行動も分からなくもない。あまり心に残る衝撃やセリフがなかった。

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