ステラ・マリス の商品レビュー
興味深く感じられることが書かれているが、結局よくわからず…。2部作の2部だけを読んだからだろうか。1部も読んでみたら違うのだろう。 「ロード」は完読できなかったし、私にはこの人の本を読む力が無いのかも。
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著者コーマック・マッカーシーの遺作となる2部作の2部にあたる作品が本書で、1部にあたる『通り過ぎゆく者』を読んだ後、あまりの難解さに2部にあたる本書を読む勇気はなかった。しかし、図書館の新入荷本のコーナーに本書を発見し、恐る恐る手に取ってみた。 『通り過ぎゆく者』に差し挟ま...
著者コーマック・マッカーシーの遺作となる2部作の2部にあたる作品が本書で、1部にあたる『通り過ぎゆく者』を読んだ後、あまりの難解さに2部にあたる本書を読む勇気はなかった。しかし、図書館の新入荷本のコーナーに本書を発見し、恐る恐る手に取ってみた。 『通り過ぎゆく者』に差し挟まれたエピソードのように架空のモノたちが活躍する不思議な物語ではなく、精神科病院ステラ・マリスに入院している主人公の数学者の少女と担当医師の対話を通じて作者コーマック・マッカーシーの思考が表に現れる内容だ。 ストーリー性はなく、良く理解できない。途中でワクワクする内容に変わっていくかと期待したが、そうはならず、僕の思考力では楽しめない内容だった。
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- ネタバレ
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正直なところ、『通り過ぎゆく者』はそれほどじゃなかったのだけれど、こちらを読み出したら、俄然面白い。やー、すごい。さすがだ。コーマック・マッカーシーはこんなところへまで到達していたか。しかしやはり『通り過ぎゆく者』あってのこと。あくまで対であり、『通り過ぎゆく者』を先に読んでのことかと思う。そしてこの後もう一度『通り過ぎゆく者』いん立ち帰れば、更に良さそう。
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