天国からの宅配便 の商品レビュー
4話とエピローグからなる短編集。 1〜3話は、ありきたりの話だなと思いつつ読んでいたが、4話だけは違った。 登場する5人のキャラが、短編の短い中でうまく描かれていて、ラストの5人が集まる所から後は、すごく心を動かされた。この4話だけで長編にすれば良かったのにと思った。
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天国からの宅配便が届き、亡くなった人の思いが明らかになる。励みにる話もあるが、後悔や悲しみが深まる感じもする。
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天国から贈るよりも、生きてる間に贈りたいと思った。大切な人とのやり取りは、生きてる間にやりたいなぁ。
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私のフォロワーをして下さっている方はご承知かもしれませんが、私は今年の4月に父さんを亡くしました。 タイトルに引き込まれて、読みました。 私は短編は苦手ですが、一本のテーマが流れているので、読みきれました! 特に第3話がお気に入りです。 しかもこの本、シリーズみたいですね。 そち...
私のフォロワーをして下さっている方はご承知かもしれませんが、私は今年の4月に父さんを亡くしました。 タイトルに引き込まれて、読みました。 私は短編は苦手ですが、一本のテーマが流れているので、読みきれました! 特に第3話がお気に入りです。 しかもこの本、シリーズみたいですね。 そちらも読んでみたいです。
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依頼人の死後、思い出の品や手紙を届けたい人に届ける「天国宅配便」。 それらを受け取った人は、過去を悲しみ、受け入れ、前に進んでいく。 どの話も明るい結末なのがいい。 読んで温かい気持ちになった。 特に好きだった話は、「午後十時のかくれんぼ」と「最後の課外授業」。 「午後十時のか...
依頼人の死後、思い出の品や手紙を届けたい人に届ける「天国宅配便」。 それらを受け取った人は、過去を悲しみ、受け入れ、前に進んでいく。 どの話も明るい結末なのがいい。 読んで温かい気持ちになった。 特に好きだった話は、「午後十時のかくれんぼ」と「最後の課外授業」。 「午後十時のかくれんぼ」は、切なくて、あっと驚く事実も判明する。泣ける。 「最後の課外授業」は、読み進めるうちにワクワクするそんな話だった。 続編も読みたい。
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依頼人の死後に依頼先へ指定の物をお届けする その名も「天国宅配便」 全4編からなる短編小説 「天国宅配便」は素敵なサービスだが、出来ることなら亡くなる前に、私なら直接会って伝えたい。そして私にも生きている間に伝えて欲しいと強く感じた。 一方的な宅急便は、時として遺された者に後...
依頼人の死後に依頼先へ指定の物をお届けする その名も「天国宅配便」 全4編からなる短編小説 「天国宅配便」は素敵なサービスだが、出来ることなら亡くなる前に、私なら直接会って伝えたい。そして私にも生きている間に伝えて欲しいと強く感じた。 一方的な宅急便は、時として遺された者に後悔や自責の念を強く抱かせるだろう。 第二話と第三話は、その色が濃くて胸が苦しくなった。もっと亡くなる前に出来ることがあったんじゃないだろうか・・・ 読み進める程に、この世に生きられる限られた時間の大切さや尊さを、読み手に訴えかけてくる。きっとこれが作者の意図する所なのだろう。 このシリーズは次作も出ている様なので、是非読んでみたいと思う。 柊サナカさんは初読みの作家さんだったが、どの話も全く趣が異なっていてしみじみと心に沁みる作品だった。私は特に第三話が好みだった。 以下、タイトルと簡単なレビュー 第一話 わたしたちの小さなお家 先に逝ってしまった二人の友人の優しい想いが優しく胸に響いた。遺されたユウちゃんは、残りの時間をゆっくり謳歌して二人の元に行って欲しいと思う。 第二話 オセロの女王 田舎育ちの文香の気持ちが手にとるように分かった。けれどこの歳になると自由に生きられなかった祖母の想いも分かる。切ないなぁ・・・ 第三話 午後十時のかくれんぼ これは号泣必至・・・四話の中で一番胸が苦しくなる。生きている内にやっぱり大切な人への想いは伝えようと思った。刻一刻と時は流れて、自分も相手もいつかは逝ってしまうのだから。 第四話 最後の課外授業 真田先生、実はしっかり生徒のこと見ていてくれたんだなぁと感激。当時のメンバーがなんやかんや再集結するプチ同窓会には同志のように心が弾んだ。 エピローグ 「天国宅配便」の配達人である七星律の裏話。 一話目から実は七星は幻なのでは?とか色々勘繰ってた私って・・・笑
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帯に書いてあるほど感動する というわけではなかったけれど、4話目とエピローグが自分には良かった。 1話目に関しては、ありがち…とか思ってしまったけれど(書けないくせにすみません)、最後まで読んで良かったと思えた。 星3.5くらいだと感じたけれど、四捨五入して星4。
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感動(T ^ T) 届け物を依頼人の死後届ける。 それは、大切な人を残して亡くなる人とその後生きる人を繋ぐ届け物。 亡くなった人とは再び会えないが荷物を通して伝わる思いがある。それがこれからを生きる残された人にとっての大きな糧になる。
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故人の生前の依頼で、遺品を配達する「天国宅配便」。 連作短編でありながらも、色々な切り口で描かれていて飽きずに楽しめた。 川の向こう側へ行ってしまった人には、もう会うことも話すこともできないけれど、遺してくれたほんの少しの言葉が、生きる糧になったりするのだなと。 特にエピローグは...
故人の生前の依頼で、遺品を配達する「天国宅配便」。 連作短編でありながらも、色々な切り口で描かれていて飽きずに楽しめた。 川の向こう側へ行ってしまった人には、もう会うことも話すこともできないけれど、遺してくれたほんの少しの言葉が、生きる糧になったりするのだなと。 特にエピローグは考えさせられる話だった。 1つ1つの短いお話の中でも、しっかりキャラクターが立っているのが魅力の1つかもしれない。
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本屋で平積みされていて手に取った作品。題名からファンタジーかと思っていたら全く違い、死を悟った人が生前に荷物や手紙をとある宅配会社に預けておいて、死後それを大切な人に届けてもらうというお話。 その遺品が残された人が生きることに前向きになれるものばかりで、依頼した故人の優しさが沁み...
本屋で平積みされていて手に取った作品。題名からファンタジーかと思っていたら全く違い、死を悟った人が生前に荷物や手紙をとある宅配会社に預けておいて、死後それを大切な人に届けてもらうというお話。 その遺品が残された人が生きることに前向きになれるものばかりで、依頼した故人の優しさが沁みます。 特に『午後十時のかくれんぼ』は切なくて優しい素敵なお話でした。
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