ダブルバインド の商品レビュー
正義か、出世か、家族か――がんじがらめの刑事が迫られる極限の選択とは!? 金沢東部署の刑事課長・比留は強盗を取り逃したうえに、娘は家出。 さらには警官殺しと県警内部の不正と対峙することになる。次から次へと発生する事件に息をつく暇もなく、3つの事件が予想外に繋がっていく。 上層部の...
正義か、出世か、家族か――がんじがらめの刑事が迫られる極限の選択とは!? 金沢東部署の刑事課長・比留は強盗を取り逃したうえに、娘は家出。 さらには警官殺しと県警内部の不正と対峙することになる。次から次へと発生する事件に息をつく暇もなく、3つの事件が予想外に繋がっていく。 上層部の圧力にも屈せず真実を追い続ける刑事の姿から目が離せない。
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展開が面白くて一気読み。組織の面子を守るために隠蔽も辞さなければ上に上がれない世界は、働く環境として最悪だなと思った。
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各章の冒頭で、男たちの何やら胡散臭い話が綴られる。彼らの正体は?本筋とどのように繋がるのか? 主人公は、金沢東部署の刑事課長比留。 アポ電強盗を取り逃がし進退を問われる最中、駐在所警察官殺害事件が発生し、その捜査方針で上司と対立。 私生活では娘の家出に、彼女の実の父親の問題。 公...
各章の冒頭で、男たちの何やら胡散臭い話が綴られる。彼らの正体は?本筋とどのように繋がるのか? 主人公は、金沢東部署の刑事課長比留。 アポ電強盗を取り逃がし進退を問われる最中、駐在所警察官殺害事件が発生し、その捜査方針で上司と対立。 私生活では娘の家出に、彼女の実の父親の問題。 公私ともに窮地に立たされている彼がどのようにこの危機を脱するのか、嫌が応にも興味が掻き立てられ、目が離せなくある。 明らかにされる真実に、現実的にはこのような巡り合わせなんてあり得ないと思えるが、エンタメとして楽しめればいいか。 主人公が発する「組織防衛が犯罪の上にいっていいわけがない。警察は正義を前提に成り立つ組織だ。違うか」が、刑事の矜持だろう。
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【2024年読了ー39冊目】 「看守の信念」「看守の流儀」の刑務所シリーズがめちゃくちゃ面白かったのでこらを… 「ダブルバインド」は金沢東部署の刑事・比留が主人公 比留は未解決のアポ電強盗犯を取り逃がし、マスコミに叩かれ左遷が決定… そんな時、駐在署の警官が殺害される どちらも...
【2024年読了ー39冊目】 「看守の信念」「看守の流儀」の刑務所シリーズがめちゃくちゃ面白かったのでこらを… 「ダブルバインド」は金沢東部署の刑事・比留が主人公 比留は未解決のアポ電強盗犯を取り逃がし、マスコミに叩かれ左遷が決定… そんな時、駐在署の警官が殺害される どちらも同一犯だと睨んだ比留だったが… さらに追い打ちをかけるように出生の秘密を知ってしまった娘が家出 窮地に立たされた比留はどうする? まぁとにかく 警察の古臭い体制やら、隠蔽やら、出世レースやら… さらに家族の色々… なんだか横山秀夫作品を読んでいるようだった! ただ色々てんこ盛りで(ちゃんと繋がっていくけどね…)、さすがに現実味にかけるよなぁ…と でもそこはやはり比留のキャラクターの良さと、比留がどうなっていくのか?娘との関係は?とラストが気になり、結局は一気読み… これももしかしてシリーズ化していくのかしら? 個人的には「看守の〜」の方が好みかな… 金沢を旅したくなるね…
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展開が面白くて一気読みしてしまいました。どの人も人間味があっていいなぁと思いました。組織って本当にいろいろあると改めて感じました。
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主人公は優秀なのに、公私でなかなかうまくいかない……。 そんな主人公だからこそ何度も迫られる選択肢への葛藤とストーリー展開によって、かなりサクッと読めました。 本当の最後のオチがまさにこの作品らしいなと思います。
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看守シリーズがとっても面白かったのでこちらも読んでみました。 金沢東部警察署を舞台にした事件物ですが、駐在所の警察官が殺された事件で前回自分が取り逃がした強盗犯が犯人だと逮捕するものの、真犯人は他にいるのでは?と捜査を続ける刑事課長の比留公介。 一方、早く自白させて早期解決とし...
看守シリーズがとっても面白かったのでこちらも読んでみました。 金沢東部警察署を舞台にした事件物ですが、駐在所の警察官が殺された事件で前回自分が取り逃がした強盗犯が犯人だと逮捕するものの、真犯人は他にいるのでは?と捜査を続ける刑事課長の比留公介。 一方、早く自白させて早期解決としたい捜査一課長の冨島。冤罪てこうやって作られてしまうのか…と思いました。 更に警察官の犯罪は無かったことにしようとする隠蔽体質にはうんざり。比留刑事の娘の事が最後まで絡んで来たのは意外でしたが、期待していたような終わり方ではなかったです。
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不運な刑事という二つ名に嘘偽りなし ありとあらゆる不運が重なり最終的に運命のいたずらと言うべきかそういうことになってしまうのかという印象の作品 全く別軸の出来事がある事実から交わる様は違和感の払拭を彷彿とさせた 個人的には同作者の看守シリーズの方が好き
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ちょこちょこ迂闊過ぎるやろ、と思う箇所はありつつも、すんごい面白……、かったんだけど、なんか着地がしっくり来なかった。警察と家庭、まあまあよく見る描写の中にいろんな要素を絡み合わせ、複雑になっていく展開に期待が高まっていた。どこかで収束に向かうように思えても、まだ出て来る新しい展...
ちょこちょこ迂闊過ぎるやろ、と思う箇所はありつつも、すんごい面白……、かったんだけど、なんか着地がしっくり来なかった。警察と家庭、まあまあよく見る描写の中にいろんな要素を絡み合わせ、複雑になっていく展開に期待が高まっていた。どこかで収束に向かうように思えても、まだ出て来る新しい展開、が、失速してしまい、収束しなかったように思えて残念。その後が気になる状況がいろいろあるのに、これで終わるのは消化不良だった。これで良かったのか?
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