茶柱の立つところ の商品レビュー
小林聡美さん、初めて読んだが文章が上手く、なんて才能溢れる役者&随筆家! 気負うことなく、無理せず、自分らしい毎日を粛々と過ごし、小さな幸せに喜び、失敗に学び、読んでいて心が和む素晴らしいエッセイ。 読み返したい一冊。大切な友人にプレゼントしたい一冊。
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小林聡美さんのエッセイ。 読むのを楽しみにしていました。 日々の事だけど、わかるわーと思うこともあり なるほどーと思うこともあり ちょっと勇気をもらったり…と楽しく読めました。 ピアノを習っていることも凄いなーと。 憧れのストピ、私も憧れです。
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好きな有名人、というのがほとんどいない私なのですが、そんな私がついエッセイを手に取ってしまうのが歌人の穂村弘さんと女優の小林聡美さんです。 以前読んだ小林さんの『聡乃学習』が面白く、もっと最近書かれたものを読みたいと思った矢先に出版されたのがこの『茶柱の立つところ』。久々に単行本...
好きな有名人、というのがほとんどいない私なのですが、そんな私がついエッセイを手に取ってしまうのが歌人の穂村弘さんと女優の小林聡美さんです。 以前読んだ小林さんの『聡乃学習』が面白く、もっと最近書かれたものを読みたいと思った矢先に出版されたのがこの『茶柱の立つところ』。久々に単行本を購入してしまいました。 私が小林聡美さんの演技を初めて拝見したのは、映画『かもめ食堂』でのこと。同じだという方も、きっと多いのではないでしょうか? フィンランドで女一人食堂を営む「サチエさん」を演じていた小林さん。その自然体の姿が非常に印象的で、映画も何度となく見返しています。 エッセイを読んで驚くのは、まるで「サチエさん」がそのまま画面から出てきたようなお人柄であること。 五十代半ばを迎えられて、いろいろと制約も増えてくる中で(しかもコロナ禍真っ只中)、新しいことへのチャレンジは忘れないけれども、あくまで無理せずに変化を受け入れて流れていく。そんな生活が淡々と、それでいて可笑しみをもって綴られています。 これから先自分も年を重ねていくうえで、理想や目標としたい人、あるいは「この人のこの部分は真似したい」というところが、少しずつ見えてきました。 そんな理想の先輩方の中で、小林さんの生き方もそのうちの一つ。 折に触れ、また読み直したいエッセイでした。
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いつの間にか周りに流され、生き急いでいる自分をどーどーと落ち着かせ、振り返えらせてくれるお話が沢山ありました。「たっぷり生きる」いい言葉だなぁ。
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まずは文章が好き。 何気ない日常生活がなんだか楽しそうに感じるので、自分の日常生活に置き換えてみると自分の生活に彩りが加えられそうな気がする。
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