十二単と雅な和装の描き方 平安時代の装束大図鑑 の商品レビュー
[図書館] 読了:2024/5/11 「袖に生地を足して広くしている(端袖はたそで)ため、袖口に平行な縫い目を描く」とか、「鬢削ぎは内側から出ているのではなく顔の横髪をそのまま切った形にする」とか、細かいところまで指摘があってためになる。 その他この本で初めて知ったこと ・平...
[図書館] 読了:2024/5/11 「袖に生地を足して広くしている(端袖はたそで)ため、袖口に平行な縫い目を描く」とか、「鬢削ぎは内側から出ているのではなく顔の横髪をそのまま切った形にする」とか、細かいところまで指摘があってためになる。 その他この本で初めて知ったこと ・平安初期は袿は重ねて羽織るだけで一枚一枚衿を組んではいなかった ・帯も締めなかった ・「貴族のお姫様」だから唐衣や裳を着けるのではなく、「誰といるか」で決まる。自分より身分が上の人と同席なら裳唐衣をまとう。だから主君はシンプル、侍女はフル装備となる。 ・指貫と狩袴の違いは、狩袴の方が指貫より幅が狭く動きやすくなっていること。
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