俯瞰する力 の商品レビュー
まず最初に、競馬好きなら面白い。 日本の中でもTOPジョッキーとして活動してた福永祐一がどのような苦悩を抱えていたのか、どのように競馬に向き合っていたのかを書いている。 面白いのが、それを誰かに伝えようとかしているわけではなく、淡々と語るような感じで書かれているため読みやすい。ま...
まず最初に、競馬好きなら面白い。 日本の中でもTOPジョッキーとして活動してた福永祐一がどのような苦悩を抱えていたのか、どのように競馬に向き合っていたのかを書いている。 面白いのが、それを誰かに伝えようとかしているわけではなく、淡々と語るような感じで書かれているため読みやすい。まるで話を聞いているよう。
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私の馬券の主戦騎手ということで購入。競馬はウマ娘ブームの2021年からなので、著者がもうやりきったと思たところからしか見ていません。私の馬券の主戦騎手になるまでこんなストーリーがあったのかと新しいことをたくさん知れたように思います。私の中の福永祐一像が大きく変わりました。さすがに...
私の馬券の主戦騎手ということで購入。競馬はウマ娘ブームの2021年からなので、著者がもうやりきったと思たところからしか見ていません。私の馬券の主戦騎手になるまでこんなストーリーがあったのかと新しいことをたくさん知れたように思います。私の中の福永祐一像が大きく変わりました。さすがにもっと昔に競馬を始めていたら福永祐一を馬券の主戦にはしてないなと思いました笑 特段とてもなりたかったわけではない騎手という職業で素晴らしい結果を残された方なので、調教師としても素晴らしい実績を積んでいかれることを応援してます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
さすかに福永先生は言語化がうまい。 調教師を定年で引退された後はぜひ解説者になってほしい。 2003年から競馬を始めたわたしとしてはこの20年をつぶさにみており、(コントレイルの引退式や国内最終騎乗セレモニーにも立ち会えた) 数々の記憶と照らし合わせながらとてもおもしろく読めた。 こんなにも劇的な人生なのに、執着心を持たない性格ということをバックボーンに、さらりと書いているところがよい。
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競馬に興味がなかったというのは意外でした。自分を客観視し、PDCAでよりよい方法を探していく。有能なビジネスマンのような雰囲気を感じ取れました。
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被写体としての競馬から一歩踏み込むきっかけとなった福永祐一騎手。素人ながらやっぱり天才2世ってイメージしかなかったのですが、イメージが全く変わりました。考え方、俯瞰して見れるところはやっぱり学ぶべきところが多く自身の行動指針にもなり得る本です。
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2023年に騎手を引退して現在は調教師の道に進んでいる元トップジョッキーによる一冊。どことなくサッカー選手の長谷部誠の著書『心を整える』に似た空気を感じるような?個人的には「俯瞰する」というより「執着しない」のが著者の強みなんじゃないかと。あれだけの実績を残した騎手でありながらラ...
2023年に騎手を引退して現在は調教師の道に進んでいる元トップジョッキーによる一冊。どことなくサッカー選手の長谷部誠の著書『心を整える』に似た空気を感じるような?個人的には「俯瞰する」というより「執着しない」のが著者の強みなんじゃないかと。あれだけの実績を残した騎手でありながらラスト騎乗を国内で華々しく飾らずに「頂いた騎乗依頼の最後がたまたまそこだった」とあっさりサウジアラビアで迎えた辺りに「なんで!?」と正直思わないでもなかったので腑に落ちた。もはや引退レースがどこかには執着しない領域に達していたんだなと。なお自分は著者が絡む馬券で大勝ちも大負けもしていないのでフラットに読めたのかもしれないという注釈を最後に添えておきますw
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見失うことなく、地に足をつけながらも人生を渡り歩いていく身軽な雰囲気が全面に出ている1冊。 また、今まで聞いたことがなかった話題も色々あり、知ることができてよかったです。
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3月より調教師として開業する元ジョッキーの福永祐一氏が数々の名馬、人との思い出や今までの騎手人生や半生を振り返り自身の経験やこれからへの思いを書いた一冊。 もともと騎手への憧れはないところから騎手を目指したことから始まり、勝ち星を上げる中で騎乗に対するコンプレックスを払拭するた...
3月より調教師として開業する元ジョッキーの福永祐一氏が数々の名馬、人との思い出や今までの騎手人生や半生を振り返り自身の経験やこれからへの思いを書いた一冊。 もともと騎手への憧れはないところから騎手を目指したことから始まり、勝ち星を上げる中で騎乗に対するコンプレックスを払拭するために藤原調教師に1から馬乗りを学んだことや騎乗経験のない小野氏をコーチとして迎えることなど飽くなき探究心が更なる成長を生み2000勝以上の勝ち星をあげるトップジョッキーとして活躍できた理由だと感じました。 長年勝てなかったダービーへの想いや緊張やスランプとの向き合い方、馬との接し方など福永氏の心のうちを知ることができました。 また負けず嫌いではない性格、執着しない性格であることや世間で言われる騎乗論と自身の感覚とのギャップなど本人しか知らないこともたくさん知ることもできました。 落馬事故で引退した天才と言われた父と比較されることへの想いや妻や師匠である北橋先生、前田オーナーや吉原オーナー、先輩の四位氏や同世代の岩田騎手や後輩の川田騎手への想いなど本書で初めて知ることも多くありました。 多くの人の支えでトップジョッキーとして君臨してきたことやその成長の裏側を本書で知ることができました。 巻末には調教師として環境や馬づくり等これからの心構えも書かれていてこれから新しいキャリアへと歩みを進める氏の活躍が楽しみになる一冊でした。
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福永祐一騎手の27年の軌跡 努力することの大切さを学ぶにはいい一冊 武豊エピソードはほぼ無い。それは残念でした
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