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守護者の傷 の商品レビュー

3.6

13件のお客様レビュー

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2024/11/30

訴えられた警官を守るために動く訴務課。 何だか現実味がないような内容ではあったけど、読みやすかった。 新崎のキャラが何だか中途半端に感じてしまったのが少し残念。

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2024/09/26

神奈川県警内部の腐った前時代的な操作手法と考え方に挑戦するメンバーの活躍がキレのいい文体で描かれていて、久々にスカッとする堂場作品かな。これは連作もあるかな。

Posted byブクログ

2024/08/12

訴訟を起こされた警察官を守る訴務課。そんなのがあるのかと初めて知りました。身内というだけで腐った仲間を守る価値があるのか。なるほど、引き込まれました。堂場さんの作品はあまり読んで来なかったですが、食を大切にされているのか描写が詳細ですね。

Posted byブクログ

2024/06/15

警察の訴務課の水沼加穂留が、警察内部の組織Rを潰す物語。 訴務課という存在自体馴染みがなかったなぁ。別に捜査一課とかも馴染みないけど。 堂場作品は割と読みやすいから好き。

Posted byブクログ

2024/06/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

神奈川県警本部訟務部に配属水沼加穂留29才 警察が訴えられた場合のサポート 希望は捜査一課 中途採用の新崎は弁護士。叔父の弁護士に調べてもらうが素性不明。 オレオレ詐欺のリーダーを告訴できなかった 捜査一課をリーダーが訴えた 加穂留と新崎が担当。捜査一課を事情聴取 県警内の派閥R.戦後からある悪徳捜査派閥 違法捜査で検挙率を上げ主要ポストにつく Rに誘われた刑事が断ると被疑者から訴えられる 相澤刑事と新崎が妻の交通事故で知り合った 相澤の無念をはらす為に新崎は県警にはいる 反Rと連携して派閥の刑事を逮捕 最初に襲われたのは新崎 水沼は囮にはるが拉致される 殺されることを覚悟したが、R派閥に二重スパイをしていた刑事に救われる

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2024/05/22

スリリングな展開と謎解き。でもキーパーソンが最初から素直に話してくれれば100ページくらいで終わった話かも。捜査一課モノの小説は巷に溢れてるから異動しなくていい。

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2024/04/26

警察の内部事件で難し面も多く、そこに新崎と言う弁護士が警察に入り、自分で色々と調べていくが、その反面、中がしっくり行かなくなる、加穂留の努力、周りの人たちの協力もあり、事件の真相がわかる。又、父(元警察官)、と娘の和解する日も近くなる。父によく似た娘である。

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2024/04/25

警察内部のゆがみをあばいていく一作。もやもやしているところから、徐々に情報が集約されていき、結末を迎えるという、早く先を先を読みたくなる展開はさすが。堂場瞬一氏らしく、いつものように食事のページは濃いです。ただ、主人公のキャラは、残念ながら感情移入できないし、ちょっと嫌でした・・...

警察内部のゆがみをあばいていく一作。もやもやしているところから、徐々に情報が集約されていき、結末を迎えるという、早く先を先を読みたくなる展開はさすが。堂場瞬一氏らしく、いつものように食事のページは濃いです。ただ、主人公のキャラは、残念ながら感情移入できないし、ちょっと嫌でした・・・。

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2024/04/21

単体の警察小説。事件そのものは小説なんで別にいいと思うが、主人公がとにかくイラつく。こういう人が私の現役時代そばにいたら耐えきれない。なんで、ずっとイライラして読んでしまった。珍しい、堂場さんの作品では

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2024/04/08

以前に読んだ県警の守護神: 警務部監察課訟務係と類似した、警察訟務係を扱った小説。 だが、小説としては「守護者の傷」の方が緻密で予測できない展開は一日の長があった。 違法取調べで敗訴した神奈川県県警は訟務係が控訴の準備をするが、捜査一課上尾刑事に隠された何かがある気配から、警察内...

以前に読んだ県警の守護神: 警務部監察課訟務係と類似した、警察訟務係を扱った小説。 だが、小説としては「守護者の傷」の方が緻密で予測できない展開は一日の長があった。 違法取調べで敗訴した神奈川県県警は訟務係が控訴の準備をするが、捜査一課上尾刑事に隠された何かがある気配から、警察内部の隠蔽された事実へと水沼加穂留は調査をしてゆく。 警察内部の権力からの捜査妨害、なかなか出てこないある組織の謎、そして長年の因習との闘い。 堂場瞬一ならではの警察小説の面白さを楽しめた。

Posted byブクログ