アマテラスの暗号(下) の商品レビュー
面白いかと問われれば、面白い。でも、どこまでが事実に即していて、どこからが創作なのか?ちょっと、こちら方面の知識が無いので、にわかには判別つかず。 日本の“ダ・ヴィンチ・コード”と言われることもある様だけど、“ダ・ヴィンチ・コード”に限らず、「ロバート・ラングドン」シリーズに通...
面白いかと問われれば、面白い。でも、どこまでが事実に即していて、どこからが創作なのか?ちょっと、こちら方面の知識が無いので、にわかには判別つかず。 日本の“ダ・ヴィンチ・コード”と言われることもある様だけど、“ダ・ヴィンチ・コード”に限らず、「ロバート・ラングドン」シリーズに通じるものをちょっと感じますね。 この方面の知識があれば、もっと楽しめるかもしれないです(あるいは、荒唐無稽と思うのかもしれないけど)
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上下巻を読み終えた上で、この作品をミステリーなりエンタメ小説なりとしてとらえて楽しもうとするのは間違いであるといいたい。またそうしたことを期待するのもやめた方がよい。 しかし、帯に書かれているような日本のダビンチコードなどの煽り文句が、これから読もうと思っている人たちに過剰な期待を抱かせているようにも感じられる。かく言う私もダビンチコード的なストーリーを期待して読み始めたために、なんだか肩透かしをくらったような、「なんや思ってたんとちがう」という思いのような認識のズレを終始抱えたまま読み終えてしまった。 いっそのこと、筆者の主張本としてまとめ、その根拠を別冊で示す方が面白いだろうと思った
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アマテラス それが古来から伝わる神の名前だということはなんとなく知っていた。歴史の中でもとりわけ古代に興味があって、耳馴染みのあるワード。 自分のルーツを辿ることの壮大さと、隠されていることの理由と、知ることの覚悟が試される。 そんな気持ちになった。
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まさかまさかの結末。 この作品を通して、神話がどれほど民の精神の基盤になっているかの重要性に気づかされた。 このままでは日本人が日本人たらしめている根底の部分が無くなってしまう危機感を与えてくれているので、改めて自分が日本人であることを、歴史から学ばないといけないと思えた。 著...
まさかまさかの結末。 この作品を通して、神話がどれほど民の精神の基盤になっているかの重要性に気づかされた。 このままでは日本人が日本人たらしめている根底の部分が無くなってしまう危機感を与えてくれているので、改めて自分が日本人であることを、歴史から学ばないといけないと思えた。 著者が本作品を世に出した目的も書いてあるので、ぜひあとがきまで読んでいただきたい。
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図書館からの順番で、下巻から先に読む事になってしまったけど、凄い!良く調べてあると感動しました。下巻からなんで、物語り的には追えていませんが、史学を学んだ経験があるので、史実の信憑性に段階をつけて判断する観点からも、大変面白かったです。自分で本書に出て来た神社などに行ってみたくな...
図書館からの順番で、下巻から先に読む事になってしまったけど、凄い!良く調べてあると感動しました。下巻からなんで、物語り的には追えていませんが、史学を学んだ経験があるので、史実の信憑性に段階をつけて判断する観点からも、大変面白かったです。自分で本書に出て来た神社などに行ってみたくなりました。 上巻も楽しみです。下巻から読んだので自分の理解不足、星は4つに留めて置きます。 星5つになったら、ちゃんと買います。
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様々な書籍や写真等による裏付けされた資料から神道や日本神話、ユダヤ教の核心に迫っていく内容は興味深かった。ただ、如何せんマニアックな内容であるため中々一読では理解に苦しむところがあった。 言葉の語呂合わせや読み方等は少し強引なこじつけのようにも見えるが、自分の無知なところから来て...
様々な書籍や写真等による裏付けされた資料から神道や日本神話、ユダヤ教の核心に迫っていく内容は興味深かった。ただ、如何せんマニアックな内容であるため中々一読では理解に苦しむところがあった。 言葉の語呂合わせや読み方等は少し強引なこじつけのようにも見えるが、自分の無知なところから来ているところもあり、他の書籍等を読んでから読み直すとまた違った受け止め方になるのかなと思った。
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途中話が難しくて主人公達の推論についていけないところがあったがラストは衝撃的でした。 途中の追う追われるシーンなどスリリングな展開もあり面白かった。 日本史に対する価値観が変わる一冊
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この作品に書かれている説があるということに関して、恥ずかしながら全く知らなくて、大変興味深く読みました。 日本人が日本人である、ということの所以が腑に落ちた。 日本の歴史って深い。
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王が赤熊で家族を人質に取られたスパイだったり、宗村が中国のスパイだったり。最後に辿り着いたのは原始キリスト教というかユダヤ教イエス派が日本に入っていて、謎解きの最後の神の名はINRI、イエスキリストだったと。最初に失われた十支族が渡来し、後に秦氏が渡来し天皇は原始キリスト教に改宗...
王が赤熊で家族を人質に取られたスパイだったり、宗村が中国のスパイだったり。最後に辿り着いたのは原始キリスト教というかユダヤ教イエス派が日本に入っていて、謎解きの最後の神の名はINRI、イエスキリストだったと。最初に失われた十支族が渡来し、後に秦氏が渡来し天皇は原始キリスト教に改宗したと、八百万の神々と唯一神の信仰が融合され、それは渡来人による乗っ取りではなく渡来人も日本の自然に帰依して自分たちの信仰を融合していったと。そして伊勢神宮の地下にはアークが来ていたという。 著者の日本を憂える気持ちなどが感じられ、それもあって広く読まれてほしいと小説にしたんだと思う。だからダビンチコードに比してみたりする帯がついてたり。でもやはり小説のストーリーを追うのと日本の神話について追うのと両方はキツいので、日本の神話に絞った新書なりが出てもいいような気がする。
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最後には、広げられた歴史の謎がまとめられてスッキリした。ユダヤ人と日本人というテーマが面白かった。 神道や神社の不可思議な点を解き明かしていくストーリーが、ミステリー好き、日本史好き、世界史好きに刺さりそうな作品。
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