学び直し高校物理 挫折者のための超入門 の商品レビュー
物理の話は、聞けば「なるほど」と思えるのに、いざ数式になると急に遠のく。そんな記憶を持つ人は多いだろう。数式の前に、まず「どうしてそうなるのか」を問い直す。中学生のころの素朴な疑問へと立ち返るのだ。難しさは、理解の不足ではなく、順番の問題かもしれない。わかる喜びは本来、もっと単純...
物理の話は、聞けば「なるほど」と思えるのに、いざ数式になると急に遠のく。そんな記憶を持つ人は多いだろう。数式の前に、まず「どうしてそうなるのか」を問い直す。中学生のころの素朴な疑問へと立ち返るのだ。難しさは、理解の不足ではなく、順番の問題かもしれない。わかる喜びは本来、もっと単純で、もっと近い。遠ざけていた学びが、手を差し伸べてくれる。
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教科書の内容をいま一度丁寧に解説し直すような本かと思ったら、数式よりもストーリー性を重視して、親しみやすい語り口で解説していくようなスタイルだった。確かにわかりやすいのと、新たな発見や忘れていたことの再認識もあって、良かった。
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・一回通読。日常的に使う道具や出会う出来事に絡めて、ロジカルかつわかりやすく説明してくれるので、楽しく読める。数式をなるべく排除してるが、コラムや巻末で復習させて欲しかったというのが正直なところ ・忘れてたり、目から鱗だったりしたこと。電磁波はエネルギーを運ぶ。有限の温度をもつも...
・一回通読。日常的に使う道具や出会う出来事に絡めて、ロジカルかつわかりやすく説明してくれるので、楽しく読める。数式をなるべく排除してるが、コラムや巻末で復習させて欲しかったというのが正直なところ ・忘れてたり、目から鱗だったりしたこと。電磁波はエネルギーを運ぶ。有限の温度をもつものは赤外線を発している。液化熱。湿った空気は乾燥した空気より温度が下がりにくい。夏と冬の雲の出来方の違いにも影響。熱力学的には冷却の方が加温より容易。日常生活では燃焼が簡単に起こせて吸熱は難しいので直観とズレる。燃焼が連鎖反応的であることも拍車をかける。粒子は局在化した波束であり、人も例に漏れないが、波長が極小 ・この本で頭を整理した後に、教科書や良問参考書に取り掛かると、学び直しとして良さそう
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高校では物理を選択していなかったので、ざっくりとした体系だけでも掴みたいと思い、この本を手に取りました。 本書は、力学編、電磁気学編、熱力学編、波動編、原子・分子編の5部構成です。 5部に分けられてはいるものの、これらが相互につながっていることを教えてもらえました。 私は物理学...
高校では物理を選択していなかったので、ざっくりとした体系だけでも掴みたいと思い、この本を手に取りました。 本書は、力学編、電磁気学編、熱力学編、波動編、原子・分子編の5部構成です。 5部に分けられてはいるものの、これらが相互につながっていることを教えてもらえました。 私は物理学について前提知識のない読者ではあるものの、本書は身の回りの現象から例をたくさん引っ張ってくれるので、あたかも1つの理論体系を使って様々な前提知識を脳内でつなぎ合わせているかのような読み心地でした。 例えば熱力学編では、科学史(熱素説)をはさみながら、雲、水圧、熱機関、冷房を取り上げます。 文系人間も、空は見るし、車は乗るし、自家発電機や空調設備の発注はするので、案外、物理学の成果を避けて生活することはできません。 その都度生じては棚上げにしていた「これってどういう原理なんだろう」を、背後にある熱力学でつなぎ合わせる。読書の醍醐味ですね。 また、物理学の考え方が分かると、多少の応用も効きます。 例えば、近年の猛暑でよく耳にするフェーン現象ですが、あれの説明、前から物理法則のバグなんじゃないかと思っていました。湿った空気が山を上って下ると、山を上る前に比べて温度が上がっているなんて、「エネルギー保存則はどこにいったの」って感じがするので。 本書にはフェーン現象は出てきませんが、水蒸気が雲になる際の潜熱(液化熱)について教えてくれます。 空気中の水蒸気が雲になるとき液化熱(発熱)が発生するものの、その水が雨になって地表に落ち、気化熱(吸熱)が生じないから、山を上る前に比べて温度が上がるのであって、大気の上昇・下降による膨張・圧縮に伴う温度変化とは区別する必要があったわけです。 潜熱の考え方が頭に入った途端、今まであったバグ感がなくなり、むしろ「空調設備で使っているやつ!」になるので、認識の変化というのは楽しいものです。 酷暑はやっぱり嫌ですけど。 本書では、法則やそれを表現した数式も出てくることは出てくるのですが、文章での説明が主です。 物理学の難しさの1つは、例えば重力、質量、重力加速度みたいに単位のバラバラな変数たちを、1本の式として関係づけるところにあるように思います。 本書では計算問題を解くわけではないので、深い理解に到達することはないのですが、「ちゃんと物理学を勉強してみたい!」と思わせるには十分でした。 正月休みで仕事を頭から追い出せていたこともあって、本当に面白い読書ができました。
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高校物理未習者の私でも何とかついていけた良書。でも、やっぱり、磁力って何か?磁場って何か?電流って何か(電子の動き?)?電磁波って一体何か?光とは???。ここら辺がなかなかイメージできず、更なる勉強が必要だと認識。でも、全体として、この分野の理解が進み感謝。
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高校物理で初めて何を言ってるかわからないことを体験してショックだった。以来時々物理の本を読むが、なかなかわかりにくい。 この本もあまり期待せずに読み始めたが、今までで1番わかりやすかったように思った。 数式を少なくしてくれたのがありがたい。 文系にはきちんと言語化してもらえると理...
高校物理で初めて何を言ってるかわからないことを体験してショックだった。以来時々物理の本を読むが、なかなかわかりにくい。 この本もあまり期待せずに読み始めたが、今までで1番わかりやすかったように思った。 数式を少なくしてくれたのがありがたい。 文系にはきちんと言語化してもらえると理解ができる気がする。 また、身近な例を出してもらったのもわかりやすかった。 物理がわかると、日常への理解度が高まるのと、周囲に蘊蓄を語れるのが嬉しい。 まだ不明なところがいくつも残ったが、ぼちぼちと再読して物理への理解を深めたい。
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【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD05795883
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私自身は全く高校物理を勉強しなかった。しかし、ホーキング博士の宇宙論や相対性理論の本を読んでから高校物理の内容について知りたくなって購入した。 高校の教科書のような無味乾燥の記述は少なく、フルカラーの図が挿入されていて視覚的に読みやすかった。数式も少なかったが、あくまで新書であるから文章の方が比率的に圧倒的に多い。分かりやすい物理の参考書のようなレイアウトではなかった。純粋文系の私であるが、気がついたら文系物理ファンになってしまったようだ。振り返ると物理は勉強したら日常生活が変わって見える気がする。
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著者は「高校で物理に挫折した人、または物理を履修しなかった人向け」という。腰巻にも「なーんだそうだったのか」とある。まさしく自分向けと喜んで繙いてみた。 ところが てんで分からない。ついていけない。そも高校の物理って電磁気学や波動、素粒子論まで扱っていたっけ? 出だしの力学から転...
著者は「高校で物理に挫折した人、または物理を履修しなかった人向け」という。腰巻にも「なーんだそうだったのか」とある。まさしく自分向けと喜んで繙いてみた。 ところが てんで分からない。ついていけない。そも高校の物理って電磁気学や波動、素粒子論まで扱っていたっけ? 出だしの力学から転んだ身としては、何とも情けない読書となってしまった。どうすりゃいいんだろう。
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※このレビューにはネタバレを含みます
高校2年生のテストで17点を叩き出し、それ以来物理アレルギーとなった私のための本だと思って読み始めた一冊。 力学、電磁気学、熱力学、波動、原子・分子について、たとえや歴史的なエピソードも交えて、ずいぶんと噛み砕いて解説してくれているらしい… ※私にはそれでも難しかった笑 ただ、日常の現象を用いて解説してくれて、別のことだと思っていたことが実は同じ原理だということを理解できた。 例えば、ドップラー効果とスピードガンは同じ原理だったり、大小2つのボールの衝突が自動車事故や隕石の衝突と同じ原理だったりという感じに。 それでも、物理ではまだ解明されていないこともあるようだ… もう少し違う本を読んで、改めて読み直したときにより理解が深まる気がする…
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