わたしの中の黒い感情 の商品レビュー

ソルレダ(著者),桑畑優香(訳者)

2024/08/28

申し訳ないが、結構な時間をかけて読んだ割に得たものが少ないように感じました。一つ一つの悪いとされている感情に対する解説？と筆者なりの対策などが短くまとめられてます。しんどいなと思った夜に温かいお茶でも飲みながら読むにはぴったりかもしれないです。

不安、憎しみ、強迫、もどかしさ、苦痛、疲れ、失望、羞恥心、抑圧、怒り、葛藤、侮蔑、不快、無力感、無意味、当惑、憤り、虚無などなどよくもここまで考えたなーと思うくらい豊富なバリエーションですが、解説に自分を理解するがほぼ大半のページに書かれてありちょっと疑問でした。自分の悪い感情をコントロールするのはそれほど難しいんですね。あとは、作者の心身を犠牲にして仕事頑張ったアピールも全編を通して出てくるのがしつこいなと思ってしまいました。

でも、本当に今日はこの感情で疲れたなとパラパラ捲って読むのは楽しいでしょう。

2024/04/20

ウサギのソルトの容姿は内面が浮き彫りになるたびコロコロ変わる。間違えてはいけない！→間違えることだってあるだろう
失敗したらどうしよう？→失敗することだってあるだろう
うまくいかなかったらどうしよう？→うまくいかないこともあるだろう（220-221頁）心配には軽いアプローチ。心配ごとが生じたときに、何ができるか考える余裕ができるからに共感。