予想と希望を分割せよ の商品レビュー

山崎元(著者)

2024/10/09

山崎元氏の人生相談
山崎元マニアなら、だいたい知っていることなので、特段推せるところは少な目
ただ、氏の人生相談が続くなら、ずっとずっと読みたかった
合掌

2024/07/12

2024/07/12：読了
　楽天証券のトクシルによせられた読者の疑問にたいする回答をベースにした本だった。山崎さんの最後の本だったので、投資において、予想と希望を分割するということの深掘りの本かと思って期待して読み始めたが、ちょっと違ってた。　

　P14-P15
　本書の企画時に「いかにも山崎元の資産運用本、といったものにはしない」と編集者に強く伝えました。投資に対する私の見解が変わったわけでもないのに、手垢が付いたような内容で本を出してもしょうがない。
　本書の位置づけは人生相談の本です。

2024/07/03

1月に亡くなった山崎元さんの本。以前も著者の別の本を読んだことがあったけど、この本でも主張の多くはその時のものと変わらず。一貫していて素晴らしい。でも、わりと意外だったのは「歳を取ったら共通の趣味を持つ友人を持て」というもの。生涯の仕事を持っていて超合理主義者の（ように思える）山崎さんのような方でもそう思うのか、と感心。いずれにしても献杯の代わりに山崎さんおすすめの投資に踏み出してみよう。

2024/05/31

今年1月1日に亡くなった著者のコラムを様々な経済誌等で読んでいたが、本書は最後に所属していた楽天証券の情報メデイアに連載していたQ＆A形式のコラムをまとめたもの。
癌と闘病しながらもどこか余裕を感じさせる語り口に諦念と大人を感じさせる。
多くの企業を転々としながらも、金融界の悪習に染まることを嫌い、健全な投資家を見守る視線が好ましい。
また基本的には合理性を貫きながらも、杓子定規ではなく自分ならどうするか語る態度も潔い。
残念な人を無くしたものだ。
お金と人生が密接に結びつくことは十分承知しながらも、人生を楽しむ姿勢は学びたいものだ。

2024/05/04

組織が背景にある意見の多くは、その組織にとって有利な意見に過ぎず、個々人にとっての最適解ではないということは、恐らくその通りと分かっていながらも、こと権威に弱い日本においては大怪我をしそうにはない組織の意見に従いがちになってしまう。それが社会にとっての最適解である可能性がないとは言わないが、もっと自分の眼でシンプルに物事をみて、自分の頭で判断することから始めないといけないように感じた。

2024/04/30

山崎先生が楽天証券のトウシルの連載の修正加筆したもの。
山崎先生の本を読んだことがない人には別の本をオススメします。
コラムも良く、もう新しい本が読めないのが残念です。

2024/03/19

山崎さんの人生相談の本。内容自体は今までの本の中で行っていたこと大きな差はないが、一問一答形式になっているので読みやすさがある。

2024/02/25

人生相談に山崎元さんが答える。
トウシルの連載記事を本にまとめたもの。
なのでほぼすべて一度読んでいた。
コラムが追加されていて、政治経済の話や、若いエリート向けのキャリアに関する話も。
サンクコストと機会費用の話は広く応用可能でためになる。

山崎元さんはエリートだから俺みたいな落ちこぼれとは人生観が違いすぎて参考にはならない。たぶん内心ではちまちま節約して毎月コツコツ投資信託を積み立てている人間を面白みのない人生を送っていると下に見ていたのではないか、と邪推する。

ほったらかし投資の本を読んだことで俺の資産はだいぶ増えた。もともと俺は金に無頓着であればあるだけ使ってしまうタイプだったが、一人暮らしで無職になり、そうなって初めて日々生活しているだけで預金残高が減っていくことの不安と恐怖を知り、それが資産運用に興味を持ったきっかけだった。証券口座を開設してインデックスファンドの積立投資を始めて8年目。60歳まで余裕資金をどんどん積立て資産を増やし、60歳で会社を定年退職するつもり。そのとき評価額が下がっていたらもう何年か再雇用で働いてもいいだろう。先のことはわからん。

2024/02/24

サクッと一日で読める本。
山崎さんの考え方がわかる一冊。
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印象に残ったのは下記
・根拠のない売買は精神的疲労しかもたらさない。
・仕事は年齢に関係なく、張り合いがあるか、張り合いを作るには、工夫が大切
・経済は、安定だけを志向するリスクを取らない人間が提供した価値を、リスクを取る人が巻き上げる仕組みになっている
・特定の人や書籍を信じるのは「クズな人間」
・データの前で立ち止まるのは「愚図な人間」
・論理で考えるのが「普通の人間」
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個人的にはまだまだ普通の人間ではありませんでした。

比較的社会人歴が浅い方が読めばいい本だと思いました。

2024/02/22

『趣味は「自分の進歩が実感できるものを他人と比べずに楽しむ」ことが極意』という内容紹介に心が捕えられた。山崎さんの考え方、もっと知りたくなった

#山崎元の最終講義 予想と希望を分割せよ
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24/2/22出版

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