1,800円以上の注文で送料無料

うぽっぽ同心終活指南(二) の商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/04/18

新うぽっぽシリーズの第2巻。 心を寄せた二人の女を見送り、最愛の娘を嫁がせ、晩年にさしかかるうぽっぽ。 体の衰えは十分に自覚される毎日だが、最後はどおっと、巨木が朽ちるようにと根岸からの言葉を頼りに、今日も1日10里ほどを見回る日々。 『訳によっては、小さき悪はめこぼすが 巨...

新うぽっぽシリーズの第2巻。 心を寄せた二人の女を見送り、最愛の娘を嫁がせ、晩年にさしかかるうぽっぽ。 体の衰えは十分に自覚される毎日だが、最後はどおっと、巨木が朽ちるようにと根岸からの言葉を頼りに、今日も1日10里ほどを見回る日々。 『訳によっては、小さき悪はめこぼすが 巨悪は絶対に許さない』 彼の信条によって救われた人々とも長い付き合いに。 普通の同心たちから嫌がれるが、悪と立ち向かう。 彼を心酔する仲間とともに。 物語のあちらこちらに、語れる「老い」の描写が、同胞たる読者にグサリと刺さる。

Posted byブクログ

2024/03/22

とんでもねえ連中の尻尾を掴んだ――。妙な伝言を残して姿を消した、義理堅い盗人の行方をうぽっぽが追う! 待望のシリーズ新章第二弾、文庫書き下ろし。

Posted byブクログ

2024/02/28

この「うぽっぽ」は、歳のわりに異常に元気である。まだまだ、かなり活躍しそうだ。まあ、このシリーズがしばらく続くことを祈りたい。

Posted byブクログ