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きみは、ぼうけんか の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/09/26

幼いわたしには過酷すぎる現実。でもおにいちゃんは荷物をスクールバッグに詰めて、ぼうけんの旅にわたしを誘った。 ことばとは裏腹に、二人のぼうけんは、おとなたちもうつむく旅。 今も世界には、二人のような子ども達がたくさんいる。 少しでも生きやすい世界になるといい。

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2024/08/25

図書館本。兄弟の戦禍からの逃避行を兄は妹に「冒険」という言葉で教えて旅をする。幸せになりたい、その権利があるいう思いが迫ってくる。

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2024/05/12

9歳0ヶ月の娘 5歳11ヶ月の息子に読み聞かせ 実際にこんな兄弟がいるんだろうと思うと ほんとうに悲しい 妹を励ます兄の存在が。 とても考えさせられる みんなが恐い思いをしない 平和な世界 願うばかりです

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2024/04/27

ぼうけんかになってぼうけんの旅に出る。そんな兄妹の物語。 だけどそれは普通の旅ではなかった。 荒れ果てた家を出て、どことも知れない場所へと歩き、時にはボートに乗る。 そしてたどり着いたのは避難所のキャンプ場。 戦争が子供にもたらす過酷な一面を描いた作品。 かんたんな言葉で語りかけ...

ぼうけんかになってぼうけんの旅に出る。そんな兄妹の物語。 だけどそれは普通の旅ではなかった。 荒れ果てた家を出て、どことも知れない場所へと歩き、時にはボートに乗る。 そしてたどり着いたのは避難所のキャンプ場。 戦争が子供にもたらす過酷な一面を描いた作品。 かんたんな言葉で語りかけるからこそ伝わる悲惨さ。最後は救いがあってよかった。

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2024/04/21

ケイト・ミルナーさんの「なんみんってよばないで。」を思い出した。 悲しい旅をぼうけんと呼び、妹を鼓舞する優しいお兄ちゃん。そして妹がお兄ちゃんを鼓舞する姿、周りの人々の表情に心が締め付けられる。でもそれが戦争。 子供達にとても伝わりやすい素晴らしい絵本。 たくさんの子供達に読ん...

ケイト・ミルナーさんの「なんみんってよばないで。」を思い出した。 悲しい旅をぼうけんと呼び、妹を鼓舞する優しいお兄ちゃん。そして妹がお兄ちゃんを鼓舞する姿、周りの人々の表情に心が締め付けられる。でもそれが戦争。 子供達にとても伝わりやすい素晴らしい絵本。 たくさんの子供達に読んでもらいたい◎

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2024/03/24

幼い2人が戦火を逃れて安全な場所へ向かう、「冒険」という名を借りて。 作者のあとがきで、悲しみ辛さが子どもたちの心の負担にならないように描いているという。 子どもたちの幸せな未来を願わずにはいられない。

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