ネコシェフと海辺のお店 の商品レビュー
素敵な作品でした!表紙やあらすじを読んだ時から 絶対好きだと思っていましたが予想以上に良かったです! ネコシェフに会いたい!ネコシェフの料理が食べたい!読みながら気持ちが軽くなります。 サバトラ柄のネコちゃんが新鮮な魚を使って料理してくれます。 標野凪さんの作品は疲れたときに読...
素敵な作品でした!表紙やあらすじを読んだ時から 絶対好きだと思っていましたが予想以上に良かったです! ネコシェフに会いたい!ネコシェフの料理が食べたい!読みながら気持ちが軽くなります。 サバトラ柄のネコちゃんが新鮮な魚を使って料理してくれます。 標野凪さんの作品は疲れたときに読むと癒されます。 「今宵も喫茶ドードーのキッチンで。」を以前読みましたが他の作品も読んでみたくなりました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
たまには美味しいものを食べて元気出すことが大事ですね。 ずっと胸の奥にいろんな思いを抱えていても、発酵して腐ってしまいますしね。 魚は苦手ですが、ネコシェフさんのお料理を食べてリフレッシュしたい!
Posted by
現代社会で悩める人々の前に現れたサバトラ柄の「ネコシェフ」が、絶品お魚料理を食べさせてくれる、というストーリーです。魚に限定することで、日本人が忘れかけている食文化や生態系、自分の本音にこそ向き合うべきことを教えてくれます。 豆絞りの手拭いが可愛いカバーイラストは、庄野ナホコさん...
現代社会で悩める人々の前に現れたサバトラ柄の「ネコシェフ」が、絶品お魚料理を食べさせてくれる、というストーリーです。魚に限定することで、日本人が忘れかけている食文化や生態系、自分の本音にこそ向き合うべきことを教えてくれます。 豆絞りの手拭いが可愛いカバーイラストは、庄野ナホコさんです。
Posted by
仕事や恋愛、子育てなどに悩む人がネコシェフに出会い、心の中にある本音と向き合っていくお話。登場人物たちにつながりがあり、連作短編集になっています。 好きな台詞↓ 「俺、ネコだぜ。我慢なんかしねえよ」 「自分の気分の赴くままに生きる。そうじゃなきゃ、たった一度しかない今日なんだぜ、...
仕事や恋愛、子育てなどに悩む人がネコシェフに出会い、心の中にある本音と向き合っていくお話。登場人物たちにつながりがあり、連作短編集になっています。 好きな台詞↓ 「俺、ネコだぜ。我慢なんかしねえよ」 「自分の気分の赴くままに生きる。そうじゃなきゃ、たった一度しかない今日なんだぜ、もったいないじゃないか」
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
標野さんの新作ということで発売日に書店に買いに行きましたが、別の小説と並行して読んでいたので読み終わるまで少し時間がかかりました。 標野さんの作品は辛い過去を思い出したり、今悩んでいることがグサッと心に刺さったりすることもありますが、『絶対に最後は救われる』と言う強い気持ちで読んでいます。各章に出てくる登場人物にそれぞれ繋がりがあり、読み進めていく内に見えてくる人間関係やその人の性格に惹き込まれました。第2章の単衣さんは『伝言猫が雪の山荘にいます』に出てきた方ですね。コーヒーショップの店長さんと書かれていたところで「もしかして..」と伝言猫を確認しました。別作品の登場人物が出てくると、同じ作者さんの本を読んでいて良かったなと思います。今回は料理を振る舞ってもらう側でしたね。積読が消化出来たら、もう一度別視点で描かれた単衣さんに会いに行こうかなと思います。 小説の感想とは離れてしまいますが、第2章に出てきた『伊勢物語』の和歌、数日前に幼稚園で卒園前の年長児の男の子から言われた言葉を思い出しました。新沢としひこさんの『さよならぼくたちのようちえん』の歌をうたった後に「涙が出そうになるくらい悲しい歌なら、こんな歌作らなかったら良かったのに。」って涙目で言われて。ずっと寂しいから卒園したくないって言っていたその子に、どうしても自分の気持ちを言葉にして伝えてあげられなくてもやもやしていましたが、今やっと返事が見つかりました。本を読む度に、心も知識も豊かになるなぁと実感しています。素敵な作品をいつもありがとうございますという気持ちでいっぱいです。
Posted by