なぜあの人と分かり合えないのか の商品レビュー
面白かった!! マジョリティ側の意見に対する、マイノリティ側の視点が丁寧に描かれていて 「どうすれば人それぞれが権利を正当にフェアに行使できるのか?」 を言語化してあった。 「その視点だけ持っておくのはもう一方の立場の人を軽視していないか?」 ということを常々問いかけてくれる...
面白かった!! マジョリティ側の意見に対する、マイノリティ側の視点が丁寧に描かれていて 「どうすれば人それぞれが権利を正当にフェアに行使できるのか?」 を言語化してあった。 「その視点だけ持っておくのはもう一方の立場の人を軽視していないか?」 ということを常々問いかけてくれるような内容で マジョリティ、マイノリティ問わず その感覚は忘れずにいたいと思えるような一冊だった
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断片化する公共圏: 商業主義 市民を分断するスカイボックス化 子どもの難問―子育て、教育、学歴社会 教育の脱公共化: 金銭的インセンティブ 教育に対する不信と非公共化 大学への無理解: 誤解と偏見 学歴フィルター問題 偏差値至上主義の誤り 学歴偏重社会と反知性主義: 見えにくいが...
断片化する公共圏: 商業主義 市民を分断するスカイボックス化 子どもの難問―子育て、教育、学歴社会 教育の脱公共化: 金銭的インセンティブ 教育に対する不信と非公共化 大学への無理解: 誤解と偏見 学歴フィルター問題 偏差値至上主義の誤り 学歴偏重社会と反知性主義: 見えにくいが確かにある分断 エリートしぐさと反知性主義 大人の難問―商業主義、イムズ、偏見 成果主義は善か:年功序列→成果主義 アメとムチの効き目と限界 人を追い込む社会的偏見: キレイになりあち 外見主義と年齢主義 犯罪者は犯罪者らしく? 根本的な問題―思想的背景から解決へ そもそもリベラルとは何か 公共の再生: コミュニタリアニズム 公共圏の可能性: シビック・ヒューマニズム
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図書館新刊コーナーより。 タイトルに興味を持った。 社会心理学っぽいものかと思って読み始めた。 でも、予想とだいぶ違ったので、脳みそに収めるのが大変だった。 そもそも「公共哲学」が初めて。「公共」と「哲学」はそれぞれ耳なじみがあるけれど、2つ組み合わさると初めましてだ。 国家...
図書館新刊コーナーより。 タイトルに興味を持った。 社会心理学っぽいものかと思って読み始めた。 でも、予想とだいぶ違ったので、脳みそに収めるのが大変だった。 そもそも「公共哲学」が初めて。「公共」と「哲学」はそれぞれ耳なじみがあるけれど、2つ組み合わさると初めましてだ。 国家と個人の問題を取り上げて分析する学問らしい。 本のいたるところで「分断」が登場する。 各章の締めは、ほとんど「分断しないよう気を付けよう」で終わっているくらい。 貧富の差、教育格差、学歴フィルター、成果主義、加害者と被害者… 自分と離れた立場であるほど、「キモッ!理解できない!」となりがち。 まずは、偏見を一旦置いておいて、主義主張を振りかざさず、「対等な人格」として向き合う。 最近社会学の本を読むと、「違っても対等」という結論に落ち着くものが多い。 古くからの知見なのか、最近のブームなのか。 そのへんを見極めたい。
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今現在のアメリカ問題の縦線。言葉の棒グラフっぽいか。 狭量で離散的で、数値化に馴染む感じのアメリカに合いそう。
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タイトルに惹かれて読んでみた。思ったよりもアカデミックだった。 「努力しない人が貧しいのは自業自得だ」 と言う人がいる一方で 「人権というものを分かっていない野蛮人」 と反論する人がいる。 難しいな、と思う。難しいことは苦手だ。頭がくらくらする。
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