現実主義の避戦論 の商品レビュー
近年、日本を取り巻く安全保障環境の脅威が増し、岸田首相は2027年度GDP比2%の防衛費を拡充することを決めた。筆者は、このことに対して警鐘を鳴らす。 そもそも日本の脅威とは何か、防衛費2%が妥当であるのか、日本は今後どのような外交指針を持つべきか。これまでの日本外交や世界の潮流...
近年、日本を取り巻く安全保障環境の脅威が増し、岸田首相は2027年度GDP比2%の防衛費を拡充することを決めた。筆者は、このことに対して警鐘を鳴らす。 そもそも日本の脅威とは何か、防衛費2%が妥当であるのか、日本は今後どのような外交指針を持つべきか。これまでの日本外交や世界の潮流を踏まえて、ロジカルに述べる。 本当に防衛費の増加が戦争の抑止になるのか、考えさせられる本である。
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現在の日本を取り巻く安全保障について、筆者の意見が綴られた本。近日、防衛力の大幅な強化が必要だと一般論では唱えられているが、それに反旗を翻すスタンスをとっている筆者。しかし、筆者の論は理想的からは程遠く、より実務的、具体的なロジックが展開されている。
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