ぼくは、ういてる。 の商品レビュー

なかがわちひろ(著者)

2024/09/07

学校で、ういていると感じている一平くん。

退屈してほかの人と違ったことを考えてるときや何かに夢中になっているときに、うきやすい。
だけど嫌なことばかりじゃなくて、面白いこともあるし、思いがけないものが見えることもある。
ある日、山田ほのかさんもういていることに気づいて仲良くなる。
ほのかさんがしずんでいたら、一平くんも悲しくなって…。
校長先生にもらったドロップをわけてあげた。

ドロップなのにふうせんのたねって言うところがいいか表現だなぁと思った。
ドロップをなめながらの帰り道もゆうやけ雲のなかをすべっているみたいな気持ちがしたと…。

ういてたって良い。
それは、自由に飛べるってことだしね！

2024/06/19

学校でちょっと「ういてる」自覚がある一平くんと、そんな「ぼく」と同じくらいのうき方のほのかちゃんの友情のお話。

みんな違って、みんなちょっと「ういてる」というまとめ方が好き。
そして、それでも人よりちょっと「ういてる」部分、それは「特技」なんだという、素敵な発想。
周囲と違うことに不安を覚えつつも、さらっと問題解決してるのが気持ちいい。
最後の「自由だぞぉ！」が良いね。

2024/06/15

仲間はずれの浮いてるじゃなくてよかった。
ウキウキしてると浮いちゃうとか、あるかもしれないよね。
足取りが軽くなったりするもんね。
でもクラスで浮いてると地面から足が離れて浮いてるをかけてるのかもしれないなぁと思いながら読んだ。

2024/05/04

図書館本。長女が好きな中川ちひろさんの本。思いの外に浮いてしまう男の子。それをラッキーなこと、特技として受け入れる。

2024/04/26

８歳１１ヶ月の娘
５歳１１ヶ月の息子に読み聞かせ

私の大好きな
なかがわちひろさん作品

ふんわか優しい世界で
でもかんがえさせられる
メッセージを感じる
のが好きなのーー

子どもたちは
物理的にういてる
って
いいなーういてみたーい
という素直な反応

私は
周りからういている
でも、ういて自由だーーーーー！
の最後のおじいちゃんが
もう勇気くれて胸いっぱい。

うくことを気にしない

うんうん

そうだそうだー！

2024/04/08

一平くんはういている
そのときどきで違うけど、20センチとか30センチとか
いやなこともあるけど、いいこともある

あるひ、山田ほのかさんもういていることに気付く
お互いに気付く
ぼくたちの胸の中には風船がある

○胸の中の風船をふくらませたいな
　いくつも風船があるといいな
○一平くんのおおらかさに救われる

2024/04/06

時々ちょっとだけういている一平くん。だけどいやなことばかりでもないらしい。ういているとおもいがけないものがみえたりするらしい。ほら。同じようにういている子発見。
ういている人たちは心に風船を持っている。ういているって悪いことじゃない。ほのかちゃんはわざとうくこともあるんだって。賢いな。

2024/03/06

自分だけど思いきや、いや、他にも浮いている人がいるぞ。
一平くんは浮いている。
題名だけ読んだらネガティヴな内容なのかなぁ〜って思っていたら違うぞ！
何か、元気をもらったような気がする。
周りをよく見たら浮いている人発見するかもね。

2024/02/19

1.2年。ぼくはいつもういてる。ほのかちゃんもときどきういてる。ういてることをそのまま楽しもう。
ういてる設定からそこまで外れなかった分、他の作品より意外性が少ない。可愛さは変わらず、子どもの優しい雰囲気が素敵。