コールド・リバー(上) の商品レビュー
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探偵ウォーショースキーの22作目。 ワクチン接種が進んでいるものの、まだまだコロナ禍のシカゴ。 湖岸の岩場でミッチが見つけた少女は足に火傷をした上に虫の息だった。 無事病院に運ばれたのもつかのま、 警官が訪ねてきた後に逃げ出してしまった。 成り行きというか、必然で行方を探すヴィク。 一方、ロティに頼まれて破壊活動が行われないかと見張っていた古いシナゴーグは、 窓が割られ壁に落書きをされてしまうし、 父親が厄介ごとに巻き込まれていると少年が訪ねてきて、 子供の頃に近所に住んでいた家族のもめごとに巻き込まれる。 いつもの通り、少女と少年に手を差し伸べ、 関係者に聞きまわったり、少女が監禁されているのではと家宅侵入したり、 川に飛び込んだり、弾丸の嵐をかいくぐったりと暴れまくるヴィク。 だが今回は、 被疑者でもない市民に暴力をふるうこともいとわない悪徳警官を敵に回し、 危険度は高い。 (下巻へ)
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コロナ禍で広がるヘイト行為。人種差別や宗教差別。本の中では、ユダヤ教徒の集会所であるシナゴーグへの襲撃。 優しいヴィクは、本来の仕事と並行してシナゴーグを守ると同時に保護すべき弱者を見つけて行動を起こす。 現実世界では、イスラエルがパレスチナ人への大規模な迫害行為を継続中。。。 ...
コロナ禍で広がるヘイト行為。人種差別や宗教差別。本の中では、ユダヤ教徒の集会所であるシナゴーグへの襲撃。 優しいヴィクは、本来の仕事と並行してシナゴーグを守ると同時に保護すべき弱者を見つけて行動を起こす。 現実世界では、イスラエルがパレスチナ人への大規模な迫害行為を継続中。。。 世の中は、なかなか多様な価値観を認められずにいるだけでなく、強いリーダーシップと他者を貶め、聞く耳を持たない風潮に侵されて来ているようだ。
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