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科学がつきとめた疑似科学 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2024/09/12

疑似科学について様々な商品や健康関連について、知られていない商品もあった。学生にとってはSNSでの関連で紹介されていることは少ないが大人にとっては騙された経験を振り返るのにはいい本であろう。

Posted byブクログ

2024/09/03

『エビデンスを嫌う人たち』の流れで読んだので流し読みで軽く読めた。 こっちのほうが図解入りだし、表現も優しく、ニュースになるような具体例も多く取り扱われてるのでとっつきやすい。

Posted byブクログ

2024/08/24

テーマとしては興味が引かれる内容だったが、個人的には刺さらなかった。 前提として、非科学的な考え方をする人を下に見る思想があるように思えてしまい、また内容としてもどうも薄く感じ、タイトルや表紙で手に取ってしまった感が否めない。 とはいえ自分も人に対するそういう気持ちを持っていない...

テーマとしては興味が引かれる内容だったが、個人的には刺さらなかった。 前提として、非科学的な考え方をする人を下に見る思想があるように思えてしまい、また内容としてもどうも薄く感じ、タイトルや表紙で手に取ってしまった感が否めない。 とはいえ自分も人に対するそういう気持ちを持っていないわけではないので、ところどころ頷きながら読み進められた。 学びとしては、科学と疑似科学には明確な境界線はないものの「反証可能性」、つまり仮説に対して証拠による反証できる余地がないと科学とは呼べない。またそのエビデンスは有無ではなく強弱であり、科学的根拠が全くない事例などない。印象で決めずに一つにリスクや効果などに注目しすぎず「比較思考」で、かつどの程度であるかという「量の観点」というポイントに着目する。 ・科学と疑似科学に明確な境界線はない。 ・その上で「反証可能性」は重要。神様のおかげ、などは仮説に対して証拠による反証によって仮設の修正ができない。 ・科学的なデータとして信用度は「データの信用度ピラミッド」で表される。(専門家の意見は一番下) ・エビデンスは有無ではなく強弱。科学的根拠が全くない事例はほとんどない。 ・印象で決めずに一つのリスクや効果などに注目しすぎず「比較思考」で、かつどの程度であるかという「量の観点」というポイントに着目する。 ・トクホは国が厳密に評価していて信頼度が高い。機能性表示食品は企業の自己責任。 ・マイナスイオンの健康効果は否定的な結論が出されている。地面もマイナスに帯電しているので、滝だけではなく砂漠も吸気中に浮遊物が多いのでマイナスイオンはたっぷり。 ・「遺伝子組み換え」は別の生物から特定の遺伝子を取り出し適用することで、自然界には存在しない。「ゲノム編集」は遺伝子から特定の箇所を切断することで、自然界に存在し得る。

Posted byブクログ

2024/08/13

興味を惹かれる内容なのに、字が小さくて読みづらかった。 特に薄いオレンジ色の細字は、読むのにストレスが溜まるレベル。(なので★1つマイナス) 昔から存在するおかしな広告に騙されないための知識を身につけるのにいい本だと思う。 今だと、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸と...

興味を惹かれる内容なのに、字が小さくて読みづらかった。 特に薄いオレンジ色の細字は、読むのにストレスが溜まるレベル。(なので★1つマイナス) 昔から存在するおかしな広告に騙されないための知識を身につけるのにいい本だと思う。 今だと、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸というキーワードを出しておけば商品が売れる。 効果を示すデータは無いが、目立った副作用もないので、プラセボ効果を利用した商売だと思っている。 本書で興味を惹かれた話題 ・ブルーライトの説を徹底検証! ・肩こりは磁石にお任せ? ・「水素水」の是非やいかに ・EPAで血液サラサラってほんと? ・漢方が科学になるまで ・マイナスイオンの真実 ・GABAと機能性食品表示 ・「遺伝子組み換え」などの先入観に注意! 「科学的根拠があるか」と問われると嘘ではない「有無」での答えが多いが、重要なのは「強弱」。 「科学的に証明された」は、何をどのように測ってどんな結果が出たのか、意味ある数値なのかを判断する必要がある。 「健康に良い」の「良い」も良いとする理由と、効果の程度(強弱)を知っておくべきである。 商品を売るための説明や広告に騙されるケースが多いのだが、効果が無いに等しくても嘘ではないとか、自分に効果があるのか否かの検証が難しい。 メディアは広告料を貰っているので(個人的に効果があると言う人がいる限り)非難はしない。 いかにして消費者に「これは良さそうだ」と思わせるかが商売のコツみたいになっている。 商品でもないのにメディアが分かっていながら指摘しないので気になっていることがある。 それは、判定基準が異なるのに同列のように発信されている「南海トラフ巨大地震」の発生確率のことだ。 今後30年以内にマグニチュード8~9級の地震が発生する確率は70~80%としている。 これは、南海トラフだけが用いている「時間予測モデル」による確率だ。 全国基準の計算式「単純平均モデル」で算出すると、確率は20%になる。 20%でも高い数値なのだが、防災予算を多く獲得するために発生確率の高いモデルで算出している。 「南海トラフ巨大地震」の発生確率は疑似科学的だと言っていい。 しかも「これは良さそうだ」ではなく、「こうしないとマズイぞ」と不安をあおるスタンスなのでたちが悪い。 能登地震の発生確率は0.1~3%だったし、熊本地震は0~0.9%という予測の元で起きた。 日本では何年かに一度100%の確率で何処かで巨大地震が起こる。 「南海トラフ巨大地震」に備えるのはいい事だが、その他の地域が無防備になりがちな弊害がある。 地震の発生確率など信用している人は少数なのだから、発表するなら全国基準に合わせるべきだと思う。

Posted byブクログ

2024/04/22

内容が非常に興味深いです。 日常生活で疑問に思ったこと、科学はそもそも正しい研究がされているのか、など、科学を理解する上で必要な根本的な内容が書かれています。 また、イラストがユニークで難しい内容もしっかり理解できます! 文系・理系問わず、ぜひ読んで欲しい1冊です!

Posted byブクログ

2024/04/06

デトックス、ブルーライト、GABA… 世の中には一見効果がありそうで無かったり悪影響がありそうでなかったり様々な疑似科学が蔓延っている。本書では特に話題となったトピックを取り上げ徹底検証。図解で分かりやすいですが扱うワードはなかなかに高度。おすすめ本です。

Posted byブクログ

2024/03/30

科学のような顔をしているがその実科学的とは言えない主張や説─疑似科学に対するリテラシーを説く本。この本が信用できるのは科学と疑似科学の間に明確な境界線を引くのは不可能だときちんと説明していること。科学的根拠は有無ではなく強弱で考えようというのも○。楽しいイラストで勘違いしそうにな...

科学のような顔をしているがその実科学的とは言えない主張や説─疑似科学に対するリテラシーを説く本。この本が信用できるのは科学と疑似科学の間に明確な境界線を引くのは不可能だときちんと説明していること。科学的根拠は有無ではなく強弱で考えようというのも○。楽しいイラストで勘違いしそうになるが、中身は科学リテラシーについてのしっかりとした本であった。

Posted byブクログ

2024/02/21

牛乳有害論とか水からの伝言とか、懐かしいのやら未だ小銭稼ぎしてる奴やら沢山出てきてそれだけで楽しいんだけど、単なる見本市じゃなくて考え方から教えてくれる良い本だ。きっと生涯役立つ。エビデンスは有無でなく強弱が大事なのね

Posted byブクログ

2024/02/03

巷には常識と思われている様々なことがあふれているが、たまに「ほんとにそうなの?」と思ったりするものもある。そんな事例に言及されているようなので読んでみたい #科学がつきとめた疑似科学 #山本輝太郎 #石川幹人 24/2/3出版 #読書好きな人と繋がりたい #読みたい本 ht...

巷には常識と思われている様々なことがあふれているが、たまに「ほんとにそうなの?」と思ったりするものもある。そんな事例に言及されているようなので読んでみたい #科学がつきとめた疑似科学 #山本輝太郎 #石川幹人 24/2/3出版 #読書好きな人と繋がりたい #読みたい本 https://amzn.to/3Un5Tu5

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