ポッポーきかんしゃはなさんぽ の商品レビュー

とよたかずひこ(著者)

2024/04/02

機関車が次々と乗客を乗せていっておさんぽをする。
擬音が多くシンプルな文に、ハッキリとわかりやすく爽やかな色合い。
日本の縁起物(郷土工芸品？)が登場し、春の暖かさを感じるような桜が舞い散る。
華やかで気分が明るくなるような絵本。

【ママ評価】★★★
図書館の新しい絵本コーナーに置いてあったので手を取ってみた。
とよたかずひこさんの絵本は読んだことがあるけど、「ポッポーきかんしゃ」シリーズは初めて。
いきなり最新刊を読んでしまったからか、テーマがなんとなくわかるような、わからないような。
正直あまり心に残らず。
文に擬音が多いのは楽しいけど、ほぼ同じ擬音が続いてちょっとつまらなく感じてしまった。
とよたかずひこさんらしい丸みのある可愛らしい絵に、色合いも明るくて目を引くような爽やかな色。
田んぼをおさんぽしているのかと思ったら、家の中の畳でちょっと予想外の面白さ。
そのあたりは相変わらず素敵で良いけど、ストーリーや設定がよくわからずついていけなかった。
「ポッポーきかんしゃ」シリーズの1作目をまず読んでからだったかな。
順番に読むことをオススメします。

【息子評価】★★★
まあまあな反応。
とよたかずひこさんの作品は主に「おいしいともだち」シリーズを読んだことがあるけど、そちらに比べると全然反応がなかったかな。
よく集中して聞いていて、1ページ1ページ「ふっ…」となぜか小笑いしていた。
登場人物の日本の縁起物？たちは馴染みがないものが多く、何かに大きく反応することがなかった。
息子は車が大好きで、電車や新幹線は少し知っているけど機関車はあまり知らないので、全体的に知らないものが多くてわからなかったのかも。
2歳5ヶ月