これ描いて死ね(5) の商品レビュー
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ヤスミンが漫画を私怨の侮辱に使ってしまって後悔する22話が良い。こういうのが好き ヤスミンて案外ツッコミ役でもあってほんとバランス型だ。 ロストワールドも相変わらずの面白さ。泣ける
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絵の練習する回好きだな。 こう、分かりやすく努力してる姿が好き。 赤福よりもへびちか先生の方が怖い… ヒカルちゃんがはっきりと「努力しない言い訳してない?」と言うところ好き。 羨む時は自分が努力して失敗するのが怖い時。
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【あらすじ】 画力に悩んだり、キャラクター作りに悩んだり…漫画制作は楽しくも、難しくて苦しくて。でも、仲間と一緒だからひたむきに進んで行ける。この私たちの“まんが道“を! 新しい季節に、新しい仲間の気配もあって、漫画愛の輪がもっともっと広がる予感! 顧問・手島先生がプロ漫画家として活動していた日々の追憶「ロストワールド」シリーズは第5弾を収録! ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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学年が上がって新入部員登場。誰かと思ったらこう来ましたかという感じ。 手島先生はもう完全にもう1人の主人公って感じだなぁ。
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大きなイベントはないけど、 今回も王島南高漫研のメンツは青春してるなぁ。 リレー漫画は皆のキャラが出ていて良かったです。 へびちか先生は相変わらずキャラが強い・・・。 そしてルゥ・ガルゥさんが思ってた以上にいい子!
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天才って言葉わりと皆使いがちだけど、なんでも努力の上に成り立つことだから。ヒカルちゃん正しい。そしてヤスミンの上達ぶりよ。見て描くという基本的なことをあまりやらない普通の人は。こんな絵を描きたいってところから入るんだよね。初心者の気持ち大切。 リレー漫画良いねー。こうなっちゃうけど結局曲げて曲げてこうなっちゃう。あるあるだー。 へびちか先生のキャラはなかなか万人には受け入れ難い。それでも落とし所もあるんだな。 ステータス、どうなんだろう。ヤスミンに近くて藤森寄りかな。でも赤福、コレは痺れる憧れる。 新キャラというか新入部員。みんなそうだけど特別男前すぎるだろ。みんな女子だが。 ロストワールドが毎回本当に楽しみです。一体どこまで描かれるのか。
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ついに5巻目で、かれらは二年生となり、この漫画研究会にも下級生の新入部員が加わりました! 石龍さんが増えた時も、キャラの増員にはとても慎重で丹念だなあと思っていたのですが、新入部員の人物像が断片的に語られてから登場するシーン! 漫画の面白さが満ち溢れていました 相ちゃんが絵の訓練...
ついに5巻目で、かれらは二年生となり、この漫画研究会にも下級生の新入部員が加わりました! 石龍さんが増えた時も、キャラの増員にはとても慎重で丹念だなあと思っていたのですが、新入部員の人物像が断片的に語られてから登場するシーン! 漫画の面白さが満ち溢れていました 相ちゃんが絵の訓練をデッサンから取り組む話も良いです しっかりコミティア参加前からの長期的な話にすることで、絵の修練をするストーリーに説得力がありますし、心ちゃんのアドバイスと真お姉ちゃんのセリフの翻訳力もまばゆいほど光っています 石龍さんの伊豆王島取材からのリレー漫画の回も素晴らしい! 石龍さんがひとりでバイクを走らせるシーンのエンジン音と疾走感を同時に表現した演出や、ひとりでいる時と部員たちと合流した際の背景の印象の繊細な変化がエモいし、何つってもリレー漫画が楽しすぎる 才気と画力を迸らせる石龍さん、元気と勢いの陽パワーあふるる相ちゃん、柔らかで優しい絵柄で頑固に不戦を貫く心ちゃん、それぞれの良さが噛み合った楽しい作品で素晴らしい 漫画の中の「みんな大好き」というセリフが表すもうひとつの意味が、真っ直ぐに胸に迫ります 気になったことが少しあり、 相ちゃんが、人への反感の気持ちを漫画に乗せた表現をして、それを先生に咎められるシーンがあったのですが 心ちゃんからは“相ちゃんらしくない”と言われ 先生からは結構な勢いで怒られるのです もちろんそれは間違っていないし、相ちゃんも描いてしまったことにモヤモヤしていたし 改めて描き上げた作品が、その前段階にあった漫画におけるキャラクター造形の手法を踏まえたものであり、ストーリーとしてとても良い、精密でありほっこりと終わるお話で文句もつけようがないのです でも、個人的に、作品に自分の反感の気持ちや悪意を乗せることに、あまりにも潔癖すぎないだろうか? と感じました 作品を作ること、創作をするってことに、あまりに彼女たちはストイックで理想がすごく高い 楽しく読める漫画だけど、その求道のこころがあまりに高みを目指しているように感じ、おっかないところがある、そんな漫画に改めて感じたのでした
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善〜。圧倒的に善だなこの漫画は。 お話はもちろんのこと、絵に作者の想いが重なり、台詞ひとつひとつに魂が宿っている。20話において手島先生が「描きたいな」とつい呟いてしまうシーンは、作者自身が「美しい景色を漫画として描きたい」と強く想い、長く修練を重ねてきたのだとわかるからこそ説得...
善〜。圧倒的に善だなこの漫画は。 お話はもちろんのこと、絵に作者の想いが重なり、台詞ひとつひとつに魂が宿っている。20話において手島先生が「描きたいな」とつい呟いてしまうシーンは、作者自身が「美しい景色を漫画として描きたい」と強く想い、長く修練を重ねてきたのだとわかるからこそ説得力を持ち、読者にも伝わる。そしてそのことを体現するかのように、21話目の冒頭ではヒカルがバイクにのって公道を走るシーンが、美しく、漫画表現を駆使して描かれる。それはヒカルがいま感じている世界の美しさそのものだ。クリスマス会でみんなと一緒に行われた共作は、あまりに楽しい。部でみんなと活動することで、いつの間にか彼女の心はほぐれていたのだ。世界の靄を晴らすほどに。 人との出会い、漫画との出会いがその人の人生を形作る。あ〜、ほんとにいい漫画。コミカルでエモーショナル。漫画表現としての面白さや新鮮さや読みやすさを追究しながら描いているのだと感じるシーンがそこら中にあって、作者のその漫画愛とサービス精神が嬉しい。部員のメンバーは2年生となり、新入部員も追加され、より元気いっぱいに。今後も楽しみな作品です。 「ロストワールド」を読んでて思うのは、手島先生は「商業的には成功しなかったマイナーな漫画家」という経歴の人なので、彼女の存在自体が、"同じような経験や立場にある全ての人"にとってのエールともなっているんだなあということ。そんなことを今更ながら感じ、また「へぐっ!」となってしまった。
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