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暗闇の美術 陰鬱でもの悲しく怪奇な作品集 の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2024/11/02

表紙に惹かれて手にとった。 闇(心の)が描かれた作品ばかりが載っていた。 中でも一番怖かったのはゴヤの 「我が子を食らうサトゥルヌス」 狂気にあふれた目をして、子どもを食べる姿に鳥肌がたった。 現代彫刻家ダーラ・ジャクソンの作品も良かった。 ナックルダスター(拳にはめる武器)に...

表紙に惹かれて手にとった。 闇(心の)が描かれた作品ばかりが載っていた。 中でも一番怖かったのはゴヤの 「我が子を食らうサトゥルヌス」 狂気にあふれた目をして、子どもを食べる姿に鳥肌がたった。 現代彫刻家ダーラ・ジャクソンの作品も良かった。 ナックルダスター(拳にはめる武器)に四羽の鳥が乗っていた。 「あなたよりも私を深く傷つけるだろう」という題名がぴったりだと思った。

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2024/07/07

精神疾患や死、戦争などが描写されてる作品を紹介している本。 幅広い年代の作品が取り上げられていておもしろかったです。

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2024/03/27

「闇」をテーマに古今東西の絵画(一部、そうでないのも含むが)を集めた画集。「闇」から派生した「恐怖」だの「夢」だのといったサブテーマ毎に章立てがなされ200を越える図版には個別に短い解説が付く。ゴヤやルドン、ボスといった誰もがすぐに連想するような作品も当然押さえているが、収録作の...

「闇」をテーマに古今東西の絵画(一部、そうでないのも含むが)を集めた画集。「闇」から派生した「恐怖」だの「夢」だのといったサブテーマ毎に章立てがなされ200を越える図版には個別に短い解説が付く。ゴヤやルドン、ボスといった誰もがすぐに連想するような作品も当然押さえているが、収録作の半数を現代芸術から持ってきているのが新鮮で良い。ビアズリーがないとか、ウィトキンやヘルンヴァインは?という取捨選択に関する不満は当然あるがキュレーターの意向や権利問題などあるから言っても詮無いかな。

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2024/03/17

[図書館] 読了:2024/3/17 新作コーナーでたまたま。 印象に残った作品 ・ルドン「笑う蜘蛛」The Smiling Spider 1881 ・ルネ・マグリット「黒魔術」La Magie Noire 1934  ジョルジェットの上半身は天上界と一体となり、下半身は地上...

[図書館] 読了:2024/3/17 新作コーナーでたまたま。 印象に残った作品 ・ルドン「笑う蜘蛛」The Smiling Spider 1881 ・ルネ・マグリット「黒魔術」La Magie Noire 1934  ジョルジェットの上半身は天上界と一体となり、下半身は地上にとどまっているようにみえる。この二分された状態は、体は現実にしっかりと根を下ろしながらも頭は別次元の世界に迷い込んだ、人間の精神を表していると解釈できる。 ・ローリー・リーブロム「キャシーの幽霊」2015 マーシー・ワシントン「薄いヴェールを通して」Through the Thinnest of Veils 2009  何故だか目が吸いついた絵。タイトルは「ヴェールの最も薄いところを通して」という意味になると思うが。「書かれていない本の挿絵」。誰もが隠す屋敷の秘密、それを僅かにかすれた部分からようやく見ることができた時に目に映ったのはこの女性の姿。そんな想像をした。

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2024/03/09

死、悪夢、苦痛、病、恐怖、悪魔…人類がおそれる対象は美術表現の対象ともなってきた。古今東西のアーティストが描いた深淵は怪しい魅力をたたえています。

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