ダイアグラム思考 の商品レビュー

髙野雄一(著者)

2025/01/28

基本的なHowtoが掲載されている。スライド/PPT作成をよくしたい人に向いているように思う。ダイアグラム的な、ビジュアルシンキング(？)が出来るようになるかというと、この本ではそこまでには至らないのではないか。
また、一部の例があまり分かり易くなかったり、マイナーでもないフレームワークが紹介されたりするため、例えば戦略コンサルファームで複数年やっている人にはあまり新鮮味のない内容だろう。他方で、資料をあまり作成しない/作成はするがフィードバックをもらえない/身の回りにいい資料を作れる人がほぼいない、そんなときには役立つかもしれない。悪い本ではない。

2024/03/17

図解の方法ではなく、リーダーシップを発揮したい人がどういう思考をし、どうダイアグラムを使うのか。そのことをまとめたのが本書である。
単にかき方本にすると実際には活用されてはいないのではないかと思う。
本書の場合、リーダーシップを発揮するうえで、ネックになること、その解消。その時の思考法が述べられている。
会議をしていて、結果はたまたま出たが理屈がいまいち言語化できない。どうもあと一歩の踏み込みが足りないが、何が問題なのかを把握できていない。
こんなときに本書による知見や日頃からこの思考法を使うことで、それこそ見える化できる。

2024/02/19

ダイアグラム思考の必要性：図解ー多視点/観察→構造化/シンプル→可視化/共有　 図解を知る：×図解もどき　ピクチャー・ダイアグラム・グラフ　ビジュアル言語 ダイアグラム思考：モード１ーインプット・プロセス重視　モード２ーアウトプット・成果物重視 プロセス：モード選択→カテゴライズ→ビジュアライズ　情報のクリスタライズ　とにかくシンプル　図解の本質＝振り返り ７つのビジュアルカテゴリ：２軸図　推移＝プロセス図　階層＝ビラミッド図　分類＝マトリクス図　構成＝ツリー図　相関＝モデル図　範囲＝ベン図 トレーニング