チワワ・シンドローム の商品レビュー
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恋愛ものかとおもったら推理ものだった。 グッとくるようなものは何もなかった。 YouTubeの正義を振りかざすことが快感になり行き過ぎてしまったり、採用のときにSNSを調べるっていうのを入れているのは今っぽさがあって面白かった。 1度断られたのに執拗に新太さんのことを追っている主人公にしつこさを感じ、共感できなかった。 ミアに関しても最後の展開が突飛で疑問が残った。
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キャッチーで読みやすいけどミアの設定がふわふわしていてしっくりこない終わり方だった。すぐ忘れそうな内容。
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平安時代の合間に現代物を並走するつもりで読み始めたのだが、装画を見て最初からあわない予感。 やはり半分過ぎに挫折してしまいました。 (σ´□`)σ・・・・…━━━━☆ズキューン!!
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個人が己の弱さとどう付き合うかは自由だけど、そこに他者が関わってくるとどうしても危うい方へいってしまうよなと思った。 気質としての弱さはいったん置いておいて、傷の原因やきっかけのみに焦点をあてることができたら、少しは違うのかもしれない。 もがいている若者たちがもがいたまま眼前を通...
個人が己の弱さとどう付き合うかは自由だけど、そこに他者が関わってくるとどうしても危うい方へいってしまうよなと思った。 気質としての弱さはいったん置いておいて、傷の原因やきっかけのみに焦点をあてることができたら、少しは違うのかもしれない。 もがいている若者たちがもがいたまま眼前を通り過ぎていったようで、なんともいえない読後感。
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弱いもの,護られるものになりたいという心理がキーワード.チワワのバッジから派生していくミステリー.ユーチューバなどSNSによる配信と折り紙などの手作りアイテムでの仕掛けなど,バラエティに富んでいて楽しかった.
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弱くなれば批判もされないし、たたかれなくて済む。だからみんな弱さを求める。弱さは恥でも何でもなく、生きていく術なんだとこの本を読んで強く感じた。一方で弱さを演出して周りから心配され自己肯定感を高めたり進んでポジション取りしようとする人もいる。なぜなら弱い事がメリットになるからだ。...
弱くなれば批判もされないし、たたかれなくて済む。だからみんな弱さを求める。弱さは恥でも何でもなく、生きていく術なんだとこの本を読んで強く感じた。一方で弱さを演出して周りから心配され自己肯定感を高めたり進んでポジション取りしようとする人もいる。なぜなら弱い事がメリットになるからだ。チワワシンドロームが社会を蔓延させたら一億総弱者の時代が到来すると思った。 "弱いもの勝ち"なんて言葉も生まれるだろう。
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人の強さや弱さは何を持って判断するんだろう。 著者の既読作品『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』『きみだからさびしい』でも感じた孤独と生きづらさ。 本作でもSNSに翻弄され人との関係性に葛藤する人達が登場する。 主人公は大手人材サービス会社の人事部で働く田井中琴美。 尊敬す...
人の強さや弱さは何を持って判断するんだろう。 著者の既読作品『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』『きみだからさびしい』でも感じた孤独と生きづらさ。 本作でもSNSに翻弄され人との関係性に葛藤する人達が登場する。 主人公は大手人材サービス会社の人事部で働く田井中琴美。 尊敬する親友の穂波実杏は「ミア」の名で活躍するインフルエンサー。 親友とは言いながらも琴美はミアに庇護されているような存在だ。 チワワを弱く可愛いものの象徴と捉えたエモーショナルな作品だが、チワワだって時に牙を剥く。 読みながら自立の文字が何度も浮かんだ。
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これだけたくさん「チワワ」と出てくる本を読んだのは初めてです。 チワワのピンバッジか、かわいい! と思いつつ読み進めたら、けっこう怖い話でした。 人の心を手玉にとるあの人が怖いです。 これはヒトコワミステリーですね。 弱さを出せば嫌われずにすむ。弱ければ可愛がられて守ってもら...
これだけたくさん「チワワ」と出てくる本を読んだのは初めてです。 チワワのピンバッジか、かわいい! と思いつつ読み進めたら、けっこう怖い話でした。 人の心を手玉にとるあの人が怖いです。 これはヒトコワミステリーですね。 弱さを出せば嫌われずにすむ。弱ければ可愛がられて守ってもらえる。確かになあ、と思いました。
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謎解き的な展開は今まで読んだ大前さん作品には無かった気がし、新鮮だった。 内容は、ざっくり言うと共依存の話だと解釈した。 そういう小説結構見るけど(『ノーマル・ピープル』等)、乗り越えた後のお話は読んだことがなく、この作品も例に漏れず。そういうお話も読んでみたい。
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不特定多数の人にチワワのピンバッジがつけられた。一体誰が、どんな目的で? そしてそのバッジが話題になる頃、琴美と良い感じにお付き合いしていた男性が突如姿を消す。彼とチワワバッジは関係があるのか? 謎を追いかけていく過程で、更に世論の動きがあり、先が気になって一気読みした。 「弱...
不特定多数の人にチワワのピンバッジがつけられた。一体誰が、どんな目的で? そしてそのバッジが話題になる頃、琴美と良い感じにお付き合いしていた男性が突如姿を消す。彼とチワワバッジは関係があるのか? 謎を追いかけていく過程で、更に世論の動きがあり、先が気になって一気読みした。 「弱くて誰かに守られる存在でいたい」 「誰かに心配されると安心する」 そんな風に考える人は、きっと多いと思う。 でも主人公の琴美は、そうして守ってくれる親友のリリに依存することに怖さを感じ始める。 人間は、守ってくれる存在や、励ましてくれる人に依存しがちである。もちろんその人たちに悪気はないし、心の支えがあることは大事。 けれども、弱いでも強いでもない、ありのままの自分でいることに揺らぎない自信を持つことも、同じくらい大事。 ありのままの自分が、誰かを支えたり、一緒に歩くこともできるのだから。
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