運を整える。 の商品レビュー

朝倉千恵子(著者)

2024/07/16

2024/7/16
この本には運を整えるための48個のルールが説明されている。私はこの本を読むにあたって持ち続けた視点というのが、ひとつひとつのルールに対して本当に運を整えることにつながっているか？というものだった。　いくつかは運を整えることにつながっていると言えるが、その他のルールはあまり運が整うこととの関連性を感じられなかった。
その中でも特に印象に残ったものは、ルール1「めんどうくさいことこそ喜んでやろう」の中で登場する以下文章である。
「皆がやりたがらないめんどうくさいことを、誰もやらないレベルまで徹底的に極めて、やり続けてきた、ということです。そしてそのめんどうくさいことは、やろうと思えば誰でもできること、というのもまたポイントです」
これこそ、運を整える行動の極みだと感じた。めんどうくさいことこそ率先して行動する思考回路を持てると、たしかにどれだけ小さなチャンスもつかめると思えた。