置かれた場所であばれたい の商品レビュー
めちゃくちゃおもしろかった〜! 話題になったという「学生結婚と子育て」はもちろん、おばあちゃんのお着物の話、夫さんとのお話、お母さんの厳しいしつけと食事制限についての話、どれもこれもスルスル読めて面白いものばかり。あんな家庭科の先生に恵まれたかったなぁ。うんちソムリエの話はすご!...
めちゃくちゃおもしろかった〜! 話題になったという「学生結婚と子育て」はもちろん、おばあちゃんのお着物の話、夫さんとのお話、お母さんの厳しいしつけと食事制限についての話、どれもこれもスルスル読めて面白いものばかり。あんな家庭科の先生に恵まれたかったなぁ。うんちソムリエの話はすご!!!と尊敬。
Posted by
下調べ無しで読んだら思ってたのとは違ったけど面白かった。 私も誰かのことをこの人と結婚しようと決意する日が来るのだろうか でもその前に関係性があることが大切なのかも
Posted by
さくらももこが現代の清少納言であれば、彼女は令和の清少納言。笑って泣けて、もっともっと続きが読みたい!
Posted by
電車で読めない吹き出しそうなポイントがちょいちょい出てくる。たまごを育てる授業、いまもやってほしい。
Posted by
日常に楽しさや喜びを見出して描かれたエッセイ。 油断していると吹き出しそうになるなんとも危険な1冊。 面白かった。 学生の時代から現在に至るまで日常のいろいろなことが描かれる。 どれも面白かったのだけれど、特に「学生結婚と子育て」「パステルブルーの指先」「いい夫婦」「義父とメダ...
日常に楽しさや喜びを見出して描かれたエッセイ。 油断していると吹き出しそうになるなんとも危険な1冊。 面白かった。 学生の時代から現在に至るまで日常のいろいろなことが描かれる。 どれも面白かったのだけれど、特に「学生結婚と子育て」「パステルブルーの指先」「いい夫婦」「義父とメダカ」が好き。 どの作品も温かくて優しくてプッと笑わされた。 日々懸命に楽しく生きていきたいなぁ… 私も置かれた場所であばれたいと思った。
Posted by
友達になったみたいな気分で読んだエッセイ。 エピソードは凄く面白いんだけど、なんとなく文体が合わないかも?(そんなに個性的なわけじゃないのに)と最初は正直思ってしまった。 けど、読み進めていくうちに中身の面白さ、あたたかさ、素敵な人たち、とってもチャーミングなエムコさんの人物...
友達になったみたいな気分で読んだエッセイ。 エピソードは凄く面白いんだけど、なんとなく文体が合わないかも?(そんなに個性的なわけじゃないのに)と最初は正直思ってしまった。 けど、読み進めていくうちに中身の面白さ、あたたかさ、素敵な人たち、とってもチャーミングなエムコさんの人物像の魅力が勝って、結果楽しめました。 同世代なので、ひろみちお兄さんの「おおきくなったねぇ」を勝手に一緒に受け取らせてもらってちょっと泣いたし、 ネイルの話も旦那さんとの関係性も素敵だし、結婚式のお話もかっこよかったなあ。 家庭科の授業のお話が有名なのかなと思うけど、後半に収録されていたエピソードの方が個人的には好きだった。
Posted by
御多分に洩れず家庭科エピソードでエムコさんを知りました。 あまりに読ませる文章なので元々エッセイなど書いていた方なのかなーと思っていたらそうではないようでびっくり。 今後の作品にも期待が高まります。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Noteという投稿サイトでエッセイがバズり、書籍化されたもの。このエッセイのプロローグに登場する家庭科の先生は私の親友です。本が出たときその親友から教えてもらって、Noteで潮井エムコさんの文章を読みましたが、このたび改めて書籍を読みました。 本当に素敵なエッセイ!幼少期の思い出、高校時代のこと、短大でのこと、夫さんとのこと少々、幼稚園教諭や保育士の仕事のことなど、劇的なものではなく、みんな経験したようなささやかな日常を書いているのに、心に響くし、読んで楽しいし、なぜか泣けるものもあります。自傷行為(爪を剥く)ことが止められなかった著者が、自分を理解してくれるネイリストさんに会って変わることができた話とか、泣けました。おじいちゃんとの思い出もけっこう泣けたなぁ。 今の時代、SNSに文章を書いて投稿するのは簡単だし、まぁまぁ文章が上手な人、くらいならいくらでもいる。(かく言う私も文章を書くことが好きだし、平均以上くらいには文章が上手な方だと思っていて、だからこそブクログにも感想を投稿するわけだが)。しかし、たくさんの投稿の中から、多くの人の心を惹きつけ、出版社(編集者?)の目にとまり、本当に出版までこぎつけ、さらにその後もエッセイストとして書き続けられる、となると話は別で、それができる人は一握りだよね、と思います。 それは、ただ単に文章が上手なだけでは(当たり前だけど)だめで、ありふれた日々の中に幸せや感動や、ユーモアを見つけられたり、当たり前のようなことを当たり前とは思わずに立ち止まって考えたりできる感性をもっていないとだめですよね。 私も文章好きだから、Noteのアカウントは作って投稿したことはあるけど、書きたいなと思っていたことをいくつか書いてしまうと、すぐネタがなくなりますよね、普通の人はそうじゃないかな笑。 エムコさん、素敵な人なんだな、と思いました。もちろん文章自体も素敵です。そしてエッセイに出てくる家庭科の先生(私の友だち!)のことも誇りに思います! ちなみに、あとがきや他のエッセイに、この家庭科の授業のエッセイが話題になったあと、少なからず批判もあったと書いてあり、深く考えさせられました。 生卵を2週間、ペアで育て(保育園への送り迎えをする疑似体験)、最後にホットケーキにして食べた、という話なんだけど、わざわざそれに「二週間も常温で持ち歩いていた卵を生徒に食べさせるなんてとんでもない先生だ」とか、「結婚と子育てを強要することにつながる」などという批判があったとか。これには、本当に「世の中暇な人がいるなぁ」と思いました。 私も教員ですが、教育現場では、エッセイには表現されないような、細やかな配慮があるに決まっている。日々、教員は細心の注意をはらい、さまざまな生徒に配慮し、数々の制約のある中で教育活動をしているのだ。想像力ない人たちにはわからないのだろうが、そういう人は安易に批判コメントを書き込まないでほしい。「常温で二週間も持ち歩いた卵を食べさせたの?そんなのあり得ない!でも私の考えが及ばないなにか別の配慮があったにちがいない、批判するのはやめておこう」などと考えてもらいたいものです。 ちなみに、卵の殻というのは大変なすぐれもので、生卵は常温で数ヶ月おいておいても中は腐らないので食べられる、というのが本当です。ただし、少しでもヒビが入っていたらだめです。
Posted by
モヤモヤしている時に、こういうかっこよくも面白い文章を読むと、ううぁあーーーってなるね。 結婚式の話準備から当日まで素晴らしいなぁ、周りの人が強いし、それを引き寄せて、大切にするエムコさんも良い人だな、本当に
Posted by
全編くすっと思わず笑ってしまうような言葉のセンスであっという間に読み終わってしまった。まだまだ読み足りない気持ちでうずうずしている。美しい表現の並ぶ文章も素敵だけれど、同年代の明るい友達とおしゃべりをしているような気軽さで読めるエッセイも素敵。
Posted by
- 1
- 2