十三歳の誕生日、皇后になりました。(9) の商品レビュー
赤奏国の皇帝・暁月と、皇后の莉杏を中心とした大好すぎるシリーズの待望の新刊。 今回は、ムラッカ国とバシュルク国の停戦会談がいよいよ始まる。仲介役の莉杏が奔走するも交渉は全く進まず両国の間で事件まで発生。戦争の火種になりかねない事態を収めるため、莉杏は「わがまま」を言うことに。莉杏...
赤奏国の皇帝・暁月と、皇后の莉杏を中心とした大好すぎるシリーズの待望の新刊。 今回は、ムラッカ国とバシュルク国の停戦会談がいよいよ始まる。仲介役の莉杏が奔走するも交渉は全く進まず両国の間で事件まで発生。戦争の火種になりかねない事態を収めるため、莉杏は「わがまま」を言うことに。莉杏すごいがんばってるし、優秀すぎるんだよなー、ほんとすごい。 赤奏国に残っている暁月は、莉杏の14歳の誕生日を祝うための極秘計画を進めているのだけど、暁月の言動・思考が微笑ましすぎてたまらないし、それに関連する文官・海成たちの作戦会議がおもしろすぎるし最高だった。地の文まで、状況説明や修飾表現が節々でくすくす笑えて楽しく温かい1冊だった。
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試し読みでも思いましたが、嫁が喜ぶ顔を見たらおれが喜ぶって、夫としての贈りものを選んでいる時点で、もはやそれはもう、男女の関係を意識しているわけで、嫁に甘すぎて好きすぎる。 次巻はいよいよ、ということで、おさらいと一巻の伏線回収に走ると思うと待ち遠しすぎる。
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