数学の苦手が好きに変わるとき の商品レビュー
「私は、小学生、中学生、大学生を問わず、算数・数学を教えることが大好きです。それは生徒の皆さんや学生の皆さんが、分からないことが分かった表情を浮かべると、本当にうれしい気持ちになるからです。」(あとがきより) 著者は約200校もの小・中・高校で出前授業を行ってきた大学教授で、読者...
「私は、小学生、中学生、大学生を問わず、算数・数学を教えることが大好きです。それは生徒の皆さんや学生の皆さんが、分からないことが分かった表情を浮かべると、本当にうれしい気持ちになるからです。」(あとがきより) 著者は約200校もの小・中・高校で出前授業を行ってきた大学教授で、読者に語りかけるような文章に引き込まれます。
Posted by
本書は難しい計算式などもなく、せいぜいlogの問題が四則演算よりも難しいかなと言う具合です。 あみだくじの結果を自在に操るという仕組みは、これで成り立つのかと思う部分もありました。あみだくじ自体を最近は行いませんし、ネットで自動的にできる仕組みもあるのですが、仕組みがわかるのは...
本書は難しい計算式などもなく、せいぜいlogの問題が四則演算よりも難しいかなと言う具合です。 あみだくじの結果を自在に操るという仕組みは、これで成り立つのかと思う部分もありました。あみだくじ自体を最近は行いませんし、ネットで自動的にできる仕組みもあるのですが、仕組みがわかるのは何だか嬉しいです。 そう言えば数学を難しく感じたのはより抽象的に値を捉えるようになったあたりや、公式を覚えないと解けない問題のあたりでしょうか。 仕組みを知ることや証明できることは大切だと思うし、相手を説得できることも論理的に伝えることも数学は何よりの武器ということでしょうか。 筆者が日本全国を出前授業するのは頭が下がります。数学の今後を心配ですが、文系理系問わず必要な能力であることは確かでしょうか。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
数学が苦手な人に対しても引きのある事柄を例に、数学と日常生活の繋がりを教えてくれる1冊でした。 難しい証明は読み飛ばしてもいいと忠告をしていて、数学の苦手な人への配慮がとても手厚くされており、読んでいてストレスが無かったです。 自分自身数学が苦手ですが、とても楽しく読めました。
Posted by
- 1