気がする朝 の商品レビュー

伊藤紺(著者)

2025/01/30

うんうん、なるほど！、分かる！、どういうだろう？といろんなリアクションをしながら読みました。
Takramradioでの対談を聞いた後だったので、より言葉が入ってきやすかった感じがします。
ゆったりとした時間にまた開きたいと思う歌集でした。

2025/01/26

六甲ミーツ・アートで訪れた六甲枝垂れで開催されていた「パワーワード展」で伊藤紺さんの作品を見てずっと気になっていた。

短歌を全然嗜んでいないので、感想を書くのが難しいけれど、伊藤紺さんの作品は「生きてる」を五感で感じている感じがしてとても好き。

2024/10/15

お気に入りのブックカフェに置いてあり、印象に残ったので手元に置いておきたいと思って購入した。しばらくしてすっと入ってくる、ひねくれた、けれどまっすぐなやさしさのようなものを感じた。

2024/10/07

好み
・頭で何度再生しても実物のあなたはちょっと違うからいい
・長い長い人生のおみやげにあなたと青春してみたかった

第1歌集が欲しかったが書店になく、こちらを購入。
空気感が好きです。理解がむずかしい歌もあるけれどそれはそれで、そのまま、染みてくるような感覚があった。

2024/07/06

又吉の出ていたyoutubeで紹介されていた本の中で興味を惹かれたもの。自然な言葉が使われていて、好きなものもあるし、わからないものもある。
読み返すとどれが好きかはすぐ変わる。それが面白い。

2024/05/18

上白石萌歌ちゃんがインスタで投稿していた本で気になって読んでみました。

1ページにポツンと言葉が載っていて、それがなんだか心地よくて不思議で、気になる気になると思いながらページをめくっていました。

なんか好きです。

言葉を理解したいために、自分の経験の範囲でできる想像をして、確かにな、そうだよな、なんか分かると思う瞬間を探していたような気がします。

2024/04/17

重くないのに軽くもない、読みやすいけど流れていくわけでもないような歌集だった。好き！

・水出しのコーン茶せっせと作り置き今年の夏は思い出す夏
・この人じゃないけどべつにどの人でもないような気がしている朝だ
・一度でも／愛したならば会うたびに／すごく遠い旅のようだよ
・好きな人の好きな曲ださくても聴く　「ださ」と思いながら　何度も
・意外と大きいんだなってきみの足を近所の川のように見ていた
・売りに出せばほとんどただになるようなうつくしい石が恋なんだね
・紫が入るとおしゃれになるんだね／大人のお弁当っていいね

2024/03/29

長い長い人生のおみやげにあなたと青春してみたかった

好きになった人とあったことは、みんな青春だと思う。
片想いだったとしても。

2024/01/24

ルミネの広告で一目惚れした、伊藤紺さんの歌集。大好きな生方美久さんの脚本と似ているものを感じた。特別を演出するんじゃなくて、日常をゆっくり観察する余裕。本のサイズといい、色味といい、文字の配置といい、世界観がぴったりカタチになっていて、没入感を守ってくれた。

・下心のあるやさしさだとしてもありがとうやさしくしてくれて

・短歌を書いているということを「日常の些細な喜び」と言われることがあって、いまだに慣れない。自分にとっては、これが100%の満足だから。

2024/01/23

なんか、すごく好き。
淡い黄蘗色の表紙の静謐感。

瑞々しく、光を感じ、
この短歌を呟く、思う人の心の襞、微笑み、表情の歪みが浮かぶ。
意識しないと指の隙間から落ちていくような、幸福感が散りばめられている。一つの歌から、様々な記憶や感情が呼び起こされる。
不安なものではなく、穏やかで幸福感を伴うような。

とても好き。
ちょっと疲れて本を読む気力が湧かなくても、この歌集は手にとりたくなる。

素敵な歌集に出会えた。気持ちいい。