推し活経済 の商品レビュー
推しという概念をマーケティング的に解剖してく話 事例が興味深かったり 身の回りに置換しやすい言葉で話が進んでくから楽しみながらサクサク ## 内容ざっくり ### なぜ推してくれる人が必要なのか? 自走式ビジネスを実現するのに必要だから ### コアとは 応援対象 嵐でいう...
推しという概念をマーケティング的に解剖してく話 事例が興味深かったり 身の回りに置換しやすい言葉で話が進んでくから楽しみながらサクサク ## 内容ざっくり ### なぜ推してくれる人が必要なのか? 自走式ビジネスを実現するのに必要だから ### コアとは 応援対象 嵐でいうアイドル活動 ### サテライトとは コアの周りに派生する二次的活動や要因 役割は2つ 新規顧客への認知を広めてコアを知ってもらう入り口となる役割 既存顧客が飽きずに応援し続けるためのコンテンツを提供する役割 嵐でいうバラエティ、お笑い、俳優業、個展、ニュース、舞台、グッズ、展示、コラボなど ### 推し活経済とは コアとサテライトを行ったり来たりすることで対象に接する時間を増やし、好きの気持ちを強くさせていく構造 ### 推してくれる人を作る3ステップ 1. 応援したい!と思わせるコアの形成 2. コアと関わる機会である導入と継続のサテライトの形成 3. コアとサテライトを簡単かつ自然に移動できるような導線の形成と導線を崩さないための注意 ### コアに必要な要素 1. 一生懸命で誠実 2. ブレない芯もしくは世界観を持っている 3. 完璧ではないこと これはビジネス的観点からみるとこう置き換えることができる 1. 消費者や関係者と丁寧に関わっている 2. 共感できるストーリーを作れている 3. ユーザーが共創できる隙がある ### 顧客の種類 それぞれの層への施策が必要 1. エクスプローラー 2. アプリシエーター 3. ファン 4. 推しアンバサダー ### エクスプローラー 情報を探す人 進化させるためには「価値観グループへの自分ごと化コンテンツ作り」が必要 同じ価値観を持った中規模グループに届けるためのコンテンツ作り、戦略作りを行うことで他人ごとだったビジネスが自分ごととなり好感を持たせることができる 切り口を年齢や性別とするのは主観が混じるからNO ### アプリシエーター 好感を持っている人 進化させるには「希少性での意味作り」が必要 個性を生かした面白さをより伝える施策を行うことで関わる意味を作る 関わるうちに愛着を持つようになる ### ファン 愛着を持ってる人 進化させるには「楽しい体験での愛着作り」が必要 リアルな場での楽しい体験は記憶や印象や心に残りやすい 積み重ねることで情報に受け身な姿勢から、自ら発信するなど行動する姿勢へと変わる ### 推しアンバサダー ビジネスに対して自ら行動を起こしてくれる人 継続させるには「コミュニティでの行動作り」が必要 推してくれる人同士の交流の場があることで運営者がいなくとも新しい情報が生まれるようになる 供給が少なく推しへの愛が冷めるリスクを軽減できる 聖地を自ら生み出すのも手 ### 注意 サテライトのコンテンツを見て、コアへと入ってきたときに、思っていたのと違う、と感じさせてはいけない 愛着を気づき上げる前に興味を失ってしまうから 運営側の誠実性が見えない!問題 コアのメッセージ性を整理してからサテライトを作る必要がある
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メッセージ性の統一。ミスマッチは駄目。推しとファンの違い。推しは人生における重要度が高い。自発的行動量と熱狂度の高さ。推しのために時間とお金をつくる。ファンは時間やお金に余裕のある時に応援する。グッズなどはあまり買わず時間ある時にコンテンツを楽しんだりお金があって買いたいと思った...
メッセージ性の統一。ミスマッチは駄目。推しとファンの違い。推しは人生における重要度が高い。自発的行動量と熱狂度の高さ。推しのために時間とお金をつくる。ファンは時間やお金に余裕のある時に応援する。グッズなどはあまり買わず時間ある時にコンテンツを楽しんだりお金があって買いたいと思った時に買う。
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リピーターになるためには推し活をするみたいに距離を縮めていく必要があるんだな。 宣伝ばっかじゃなくて
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『推し活」という私にとってはその正体がよく分からないフワッとした現象を、とてもわかりやすく体系化、言語化してくれた一冊。 読むうちに自分の仕事・ビジネス・社会活動にも大いに活かしたいことばかりで、楽しくなってきた。 今後自分ごとに落とし込みながら、マニュアル本として活用したい。
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消費者が積極的な行動をして「推し」文化は作られる 情報過多な時代に何かに夢中になるには強烈な当事者意識が重要なんだろうな、と思った そして「推し」が推されるためには、その意識を育み続けるための推し側からの仕組みづくりも大切で… 「推し」のいない自分にとっては、知らない世界だった...
消費者が積極的な行動をして「推し」文化は作られる 情報過多な時代に何かに夢中になるには強烈な当事者意識が重要なんだろうな、と思った そして「推し」が推されるためには、その意識を育み続けるための推し側からの仕組みづくりも大切で… 「推し」のいない自分にとっては、知らない世界だったので学びはあった 推し活経済を自分の仕事に適用するのは難しそうだが、読み物として楽しめた こうして感想を書くのも、ささやかではあるが一種の"推し活"なのかもしれない
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「推し」の仕組みを構築することが商品、サービスの売れ行きを加速させるーー。現役大学生で「推し×ビジネス」に精通した著者が説く、大衆から推される秘訣とは。
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この本はめちゃめちゃ面白かった! ふだん、サブカルも疎いし、推しのビジネスも何となく沼にハマりそうで距離を置いていたのだが、マーケティングやビジネスの観点で分析してあるこの本は大きな学びがあった。 大学生が、ここまでビジネス観点での本を書けること自体も素晴らしい!
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