互換性の王子 の商品レビュー
話の内容が読むにしたがって疲れた。 仕事の話(新商品開発)か人間関係(社内恋愛を含む親子関係)なのか、どちらかに重点を置いて欲しかったと思う。
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最初はサスペンス系の話になるのかと思いましたが、仕事の話に変わっていきました。それはそれで、働く業種が違うとこんなに違うんだなと、新鮮な気持ちで読むことができ、勉強になりました。 最初の設定は、なんかドラマで見たような‥という既視感がありましたが、楽しく読めました。
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サスペンスと思い込んで読み始めたら、全然サスペンスじゃなかった!でも、商品開発の世界の面白さがスピード感ある文章で書かれていて、すごく面白かったです。 父の深ーい愛に感涙でした。
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飲料メーカー・シガビオの御曹司、志賀成功(なりとし)が 何者かによって別荘に監禁された。 半年後、解放された成功が会社に行くと 彼のポストには突如現れた異母兄・実行(さねゆき)が就いていた。 誰の指示で監禁されたのか? 読み進めると(あの人の仕業かな)と少し見えてくる。 栄養ドリンク、乳飲料の製造過程などが細かく丁寧に書かれている。 バランスよく、人間関係の複雑さも織り込まれているため 最後まで飽きさせない。 そして、不思議なのだけれど 雫井脩介さんは兄弟の名前を成功(なりとし) 実行(さねゆき) とした。 なぜ、このような名前にしたのだろう。 成功(せいこう)と読んでしまい ストーリーが止まってしまうこともしばしばだったので。 もう一つの不思議は表紙のコアラ。 装丁された名久井直子さんのコアラと関係があるのかな。 名久井さんの「コアラ日記」によると 〈コアラの絵はヒグチユウコさんが描いてくれたわたしです〉とある。 そして、挿画担当のIQGMさんも コアラをモチーフにイラストを描いていらっしゃるので 表紙がコアラなのか。 タイトルも登場人物の名前もスーッと自然に頭に入り 深く残らない程度の方が読み手としては助かります。
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ゴタゴタがありながら何かを成し遂げるって爽快感があるな。血とか偽拘らずうまくやれればいいのに、近すぎるから、こだわってしまうのかもしれない。
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最初の部分に無理があったけど後は普通の企業小説でした。 反目しながら最後は心を通じ合う。 よくある話ですね。 だけど自分は好きです。
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予定調和という感じは否めないけれども、ぐんぐん読み進めることができ、楽しい読書の時間をとることができた。 ただ、成功と実行という名前が読み辛かった。 傲慢と善良の真実もそうだったけど頭の中で変換しなおしながら読むのが面倒だった。
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久しぶりにビジネス系の小説読んだ 自分の仕事だとどうするかなと 思いながら読んだりするので、 いつもより読むのに時間がかかるけど 楽しめました 恋愛要素などあって最後まで飽きなかった
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序盤の監禁事件パートがとても面白くて、その後何があるんだろう?と期待感からの、普通のビジネス小説展開なには唖然。それでも飲料メーカーを舞台にした池井戸作品風のお仕事小説で、どんどん読まされた。読後感も悪くない。 しかし表紙がコアラとタイトルは、意味不明でがっかり。
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主人公の御曹司が監禁されてしまうところから始まり、監禁した犯人が後輩に絡んでいくのかと思いきや予想外の展開。後半、ライバル社のラクトに情報を流していた犯人の見つかり方もあっさりしていたような…。あまり人物像を描いていない方だったからそう感じたのかな?それでも雫井さんの作品は面白くて読み進めてしまいます。余談ですが、主人公の成功と実行の名前、ついセイコウ、ジッコウと読んでしまいがちでした。
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