羅針盤の殺意 の商品レビュー
大好きな天久鷹央シリーズ。このシリーズはすべて読んでいるが、この本の中ではまだ鷹央と小鳥遊が出会ってからまだ8ヶ月しか経っていないことに驚く。いっぺん時系列を整理しないとよく分からなくなってきた。今回は鷹央の師匠である女性が出てくる。2人の絆、友情がテーマの1つ。小鳥遊と鷹央と鴻...
大好きな天久鷹央シリーズ。このシリーズはすべて読んでいるが、この本の中ではまだ鷹央と小鳥遊が出会ってからまだ8ヶ月しか経っていないことに驚く。いっぺん時系列を整理しないとよく分からなくなってきた。今回は鷹央の師匠である女性が出てくる。2人の絆、友情がテーマの1つ。小鳥遊と鷹央と鴻ノ池の掛け合いが相変わらずとても楽しい。
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見た目は高校生の様だが、その頭脳は天才と言える天久 鷹央先生のシリーズものですが、どれも面白いですが、本作もピカイチです。 御子神 氷魚、帝都大学の元主任教授で、現在は総合病院の院長を勤める人物。 かつての鷹央が『恩師』と仰ぐ唯一の人物。 しかし、その氷魚が脳梗塞で亡くなった。...
見た目は高校生の様だが、その頭脳は天才と言える天久 鷹央先生のシリーズものですが、どれも面白いですが、本作もピカイチです。 御子神 氷魚、帝都大学の元主任教授で、現在は総合病院の院長を勤める人物。 かつての鷹央が『恩師』と仰ぐ唯一の人物。 しかし、その氷魚が脳梗塞で亡くなった。 場所は、病院地下のカルテ室で、誰もいない密室の部屋。謎めいた言葉を残した氷魚の死の真相を探るため、鷹央達が動き出す。 そこには、病院関係者を巡る大きな闇があった。 果たして、鷹央達は、事件の裏の裏の、更にその裏まで辿り着けるのか。 最後のどんでん返しに、必ず驚きます。 エピローグに、ウルウルです。 『ありがとう、そして...さようなら、氷魚先生』
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「禁断の果実」 少しだけ嘘を。 一つの病気だけを疑って診断するとなると、もしかしたらの可能性すら捨ててしまうからこそ気付けなくなるのだろうな。 今までならば平然とした態度で皆の前で語っていただろうが、気に掛けることが出来るようになったのは成長だろう。 「七色の猫」 探してたのは...
「禁断の果実」 少しだけ嘘を。 一つの病気だけを疑って診断するとなると、もしかしたらの可能性すら捨ててしまうからこそ気付けなくなるのだろうな。 今までならば平然とした態度で皆の前で語っていただろうが、気に掛けることが出来るようになったのは成長だろう。 「七色の猫」 探してたのは。 保護してもらって安心した人たちも大勢いただろうに、それが私利私欲のために虐待を繰り返す場所だなんて思わないだろ。 検索しても見つからないが、あまりにも具体的に話を聞かされたからこそパニックになり受診するしかなかったのだろ。 「遺された挑戦状」 師から弟子に。 全てパンドラの箱を開けさせるための伏線だったとしたら、いつから計画されたうえ計算され尽くしたものだったのだろか。 人一人の命に比べれば安いものかもしれないが、時間がなかったとはいえ他人の病院で躊躇なくするのは大丈夫なのか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
鷹央の学生の頃の恩師・御子神氷魚が不治の病に冒され、最後に不可解な死を遂げる。氷魚は、鷹央と同じギフトの持ち主で、唯一「先生」と呼ぶ人だった。氷魚から自分の死の真相を解明して欲しいと遺言を残されて… あの鷹央が師と仰ぐ人物だけあって、中々厄介な事件でした。 ギフトが授かる反面、人の気持ちにあまり関心がない2人だったけれど、本当に信頼できる姪と部下がいて救いがありました。
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これはよかった^_^ ただ、名前が…チヌって 知念実希人さんに直接逢えてサインしてもらった本、星4つや3つに出来ないや^_^ 出来れば短編より長編で^_^
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今回は間に別の事件をはさんで 鷹央ちゃんの恩師の死をめぐる事件。 スポーツマンの高校生が 幼い頃から突然の肝炎にかかる謎。 そんなことが原因でかかる病気があるのか。 これは知らないと判断できないよなぁ。 特殊な塗料で色をつけられた猫が 多数保護される事件が発生。 この章は病気...
今回は間に別の事件をはさんで 鷹央ちゃんの恩師の死をめぐる事件。 スポーツマンの高校生が 幼い頃から突然の肝炎にかかる謎。 そんなことが原因でかかる病気があるのか。 これは知らないと判断できないよなぁ。 特殊な塗料で色をつけられた猫が 多数保護される事件が発生。 この章は病気は関係なかったけど 日常の謎が犯罪に結びついていた。 そして最後に、恩師の不審死。 状況から持病のせいで死亡したと思われるのに 恩師にあらかじめ言い含められていた鷹央は 殺人を否定することができない。 密室と思われる状況にも きっと細工があるのだと調査を始める。 鷹央ちゃんが『硝子の塔の殺人』を読んでて ニヤッとしてしまった。
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新作短編集 短編3編の最初2編はも一つだったけど、3編目の「遺された挑戦状」が面白かった。私的には短編より長編の方が好きなのだが‥。 鷹央と唯一張り合える頭脳の持ち主の師匠の、命をかけた挑戦。 作を追うごとにどんどん人間的にも成長し続ける鷹央から目が離せない。
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はじめて天久鷹央シリーズを読んで見たがなかなか個性のあるキャラ設定がとても良かった。内容もライトな感じで読みやすい。
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やはり私は『天久鷹央シリーズ』が大好きだ.同じ著者の作品の中で一番好きだ.このシリーズの成功のポイントは,もちろん秀逸なトリックにもあるが,それにも増して登場人物のキャラクターにあるように思える.主人公の天久鷹央,ワトソン役の小鳥遊優,そして鴻ノ池舞.中でもワトソン役が良い.本巻...
やはり私は『天久鷹央シリーズ』が大好きだ.同じ著者の作品の中で一番好きだ.このシリーズの成功のポイントは,もちろん秀逸なトリックにもあるが,それにも増して登場人物のキャラクターにあるように思える.主人公の天久鷹央,ワトソン役の小鳥遊優,そして鴻ノ池舞.中でもワトソン役が良い.本巻は短編2編と中編1編から構成される珍しい形式で,それぞれが十分に楽しめる作品である.
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大切な人からの信頼 想いに応えるために為すべくは 大切な人から教えられたことを 別の誰かに伝えていくこと 伝え続けていくこと
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