日に流れて橋に行く(9) の商品レビュー
虎三郎と時子の成長物語の背景に、時折「ジェンダーギャップ」をサブテーマ?として扱われていたが、この巻では男性側のジェンダーギャップ問題を存虎お兄ちゃんを通して描かれています。 「長男だから全ての責任を負う義務がある」という重圧がどれだけ苦しめられるのか。 重いテーマを扱いながらも...
虎三郎と時子の成長物語の背景に、時折「ジェンダーギャップ」をサブテーマ?として扱われていたが、この巻では男性側のジェンダーギャップ問題を存虎お兄ちゃんを通して描かれています。 「長男だから全ての責任を負う義務がある」という重圧がどれだけ苦しめられるのか。 重いテーマを扱いながらも読んでいて苦しくならない、という絶妙なバランスがこの作者の凄いところです。
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ついに明かされる在寅兄貴の失踪の事情。 なんか…単純に商売が嫌になったから 逃げ出したわけでもなかったのだなぁ(T_T) 一方、虎三郎は男爵家の娘との お見合い話が勃発! その気がないので迷い中ですが… あれ? 意外とこのお嬢様と相性いいかも? 『あきない世伝』な感じで。 今後...
ついに明かされる在寅兄貴の失踪の事情。 なんか…単純に商売が嫌になったから 逃げ出したわけでもなかったのだなぁ(T_T) 一方、虎三郎は男爵家の娘との お見合い話が勃発! その気がないので迷い中ですが… あれ? 意外とこのお嬢様と相性いいかも? 『あきない世伝』な感じで。 今後が気になります。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今回は話の展開としては大きなものはなく谷の回ではあるが 次回への布石が色々と打たれている。 存寅さんのともとても気にかかる。戻ってきて欲しいと思うが それが必ずしも幸せにつながるのかと言うとよくわからない。 卯ノ原さんのお母さんは、自分の意見をきっちり言うし 娘のこともくれて考えてくれていてとても素敵だ。 卯ノ原さんが女だてらに良いところで働いているのに 鼻にかけることもなく幸運だと考えているところも好きだ。 ファッションショーだってそれはそれで良いと思うが より一層素敵な企画は飛び出ることが楽しみである。 を 次の間で明治最後の年になるらしく楽しみな反面少し残念な気持ちもする。 カラーが透明感と柔らかさがあって綺麗だった。
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