ぼくはダンサー の商品レビュー
男の子なんだから、女の子なんだからと、そういう理由で手を出せれなかった事は多いだろう。 彼のバレエに対する純粋な気持ちが、生オーケストラをバックに響いてくるようだ。
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バレエの発表会の出番直前、緊張に震える「ぼく」。開演前は、あの熊川哲也さんですら「嫌だね〜」とおっしゃるほどですからね。 ステージの上の「ぼく」の前に、次々に現れて「ぼく」の心の中の「ゆうき」を呼び覚ます謎の少年たち(ページごとに増えていく!)。いつしかステージは「ボレロ」のよう...
バレエの発表会の出番直前、緊張に震える「ぼく」。開演前は、あの熊川哲也さんですら「嫌だね〜」とおっしゃるほどですからね。 ステージの上の「ぼく」の前に、次々に現れて「ぼく」の心の中の「ゆうき」を呼び覚ます謎の少年たち(ページごとに増えていく!)。いつしかステージは「ボレロ」のような赤いテーブルに変わり、「ぼく」はメロディのように思い切り跳び、舞う! ペンギン(?)のリズムたちが可愛い! バレエの漫画や絵本は、女の子に偏りがちですが、漫画ではジョージ朝倉さんの「ダンス・ダンス・ダンスール」、絵本では遂にこの本が出て、嬉しい限りです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
バレエの発表会の出番を前に、振り付けを間違えたらどうしよう…と様々な不安に襲われる男の子。 それでも、たくさん泣いてきたことや男のくせにとからかわれたこと、踊りなら言いたいことが言えるからといういっぱい練習してきた理由をふり返り、自分で気持ちを立て直していく姿にジーン。 「こわいことに むかっていく だけが ゆうきじゃない。こわいことを かくさず しってもらう ことも ゆうきなんだ」の言葉が導くフィナーレの熱気が心を揺らす。 8歳息子は自身が興味を持ち習い始めて好きになったテニスに置き換えて聞いていた様子。
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男でバレエってさ、やっぱりバカにされてきた。 この絵本は、バレエとか男とか関係なく、自分に 勇気が足りない時に出してくれる絵本です。 大好きな絵本になりました。
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