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昨夜の記憶がありません の商品レビュー

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2024/09/01

分かりすぎた。だから痛かった。 お酒は別に良い。楽しむのも良い。二日酔いは自己責任。 でも、ブラックアウトは怖すぎる。その線が、どこにあるのかが次の日に分かる。覚えているからではない。覚えてないから怖いのだ。 私は幸い?にも人には迷惑を掛けたことはない。その分自分で首を絞めている...

分かりすぎた。だから痛かった。 お酒は別に良い。楽しむのも良い。二日酔いは自己責任。 でも、ブラックアウトは怖すぎる。その線が、どこにあるのかが次の日に分かる。覚えているからではない。覚えてないから怖いのだ。 私は幸い?にも人には迷惑を掛けたことはない。その分自分で首を絞めている事に、例えば起きた後の体調始め、レシートや部屋・キッチンの荒れ方等々で愕然とする。 きっと、言わないだけでそういう悩みを持ってる人は多いんだろう。言えないものね。 共感は勿論、それを文章にしてくれた事に対して、私だけじゃないんだと言うことに気づけるのも本の意義だ。

Posted byブクログ

2024/07/31

笑えるくらい切れ味良い描写もありつつ苦しかった(今も苦しいそうだが)心情をストレートにつづっていてしんみりした。 やめたからってすべてがすぐうまくいくわけじゃないんだよね。なんでもそうだけど、一発逆転なんてものはまずなくて、一日一日飲まないっていうのを積み上げるしかないのである。

Posted byブクログ

2024/03/31

この本を手に取ったのに、深い理由はない。私はアルコール依存症ではないし、お酒も日常的に飲まない。たまたまオススメに出てきたかわいい線画イラストが目に止まったから。 文章は自虐的で面白いけど、内容は私にはわからない感覚だな、と、100ページぐらいまでは他人事のように読んでた。酔った...

この本を手に取ったのに、深い理由はない。私はアルコール依存症ではないし、お酒も日常的に飲まない。たまたまオススメに出てきたかわいい線画イラストが目に止まったから。 文章は自虐的で面白いけど、内容は私にはわからない感覚だな、と、100ページぐらいまでは他人事のように読んでた。酔った感覚はわかるけどブラックアウトなんてしたことないし、ホップの香りにクラクラしたことなんて無いから。だけど途中から、これは単にいちアルコール依存症の人のどうしようもない日々の回顧録ではなく、誰もが共感でき考えさせられる普遍的な話だということがわかってくる。人は皆何かに依存して生きている。その究極の形のひとつがサラの人生だ。 最高にすっきりした読後感。笑いあり涙ありとはこのこと。随所に名言が溢れてる。お尻のエピソードはおもわず声をだして笑った。 バッバの存在がとにかく愛おしい。サラのドン底もリカバリーもいちばん側で見てたのは彼だよね…。

Posted byブクログ

2023/12/31

自分は今年の6月から断酒をしています。 こちらはXでアル中ワンダーランドの著者のまんきつさんがオススメしていたので購入しました。 年末年始の酒の誘惑を断ち切るため、断酒関連の本を読みたいと思っていたのでちょうどいいタイミング。 内容は著者のヘポラさんの断酒に至るまでの生涯につい...

自分は今年の6月から断酒をしています。 こちらはXでアル中ワンダーランドの著者のまんきつさんがオススメしていたので購入しました。 年末年始の酒の誘惑を断ち切るため、断酒関連の本を読みたいと思っていたのでちょうどいいタイミング。 内容は著者のヘポラさんの断酒に至るまでの生涯について。 酒との出会い、酒と共に生きて本当の自分がどこにいるのかわからない事に気がつくまでの過程にはとても共感した。まるで自分のことを読んでいるようで、胸が苦しくなった。 特に、著者のヘポラさんは”酒を大量に飲めてしまう体質”という点が自分と重なった。 自分もかなり飲める方で、ガバガバと飲んでるうちにブラックアウトしてしまう事が多かった。 こんな事なら飲めない体に生まれたかったと思うことも沢山あった。 あくまで、酒を悪者にせずにそれを制御できない自分について書かれている。 断酒編では、断酒後の友人関係やセックスについても赤裸々に書かれている。 特に、断酒あとは友人関係が整理されるというのには納得した。 自分も飲み仲間が沢山いたが、飲まずに会いたいと思える人はほんの数人。 歳を重ねたら”ほどほど”を覚えなければならない。 それが無理なら0か100か。 私はそれができなかったから飲むか飲まないかで飲まないを選択した。 是非、断酒にチャレンジしている人には読んでほしい一冊。

Posted byブクログ