小麦の地政学 の商品レビュー
結構難しかった 地政学ということで農業や小麦についての多少の知識を持っていないと何を言っているのかわからない ただ小麦が世界情勢を考えたときに重要な役割を果たすことがわかった
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世界中の人達の胃袋を満たす「小麦」は、栽培に適している場所が偏在しているので、ロシアやウクライナの黒土地帯のような肥沃な大地を持つ国は輸出大国になり得るが、中東や北アフリカの国々のように栽培に適した耕作面積が小さい国々は必要量の大部分を輸入に頼らざるを得ないため社会不安の要素の一つとなっている。 本書の前半は小麦の収穫高、輸出量などのデータをもとに国ごとの事情が詳しく解説されていて、高校の時の地理を学んでいるような感覚で勉強になった。 日本語訳が今ひとつ。特に後半になるにつれて読みづらくなった印象。
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小麦から見える今の食料現状が見える。全世界の食料を安全に保証できるようにするためにはどうすることが良いのかが書かれている。 フランスにおける小麦の立ち位置。重要なポジションにあるなと考えさせられた。世界地図で書かれた主要国の生産量、輸出先などのが大変わかりやすかった。それでも読む...
小麦から見える今の食料現状が見える。全世界の食料を安全に保証できるようにするためにはどうすることが良いのかが書かれている。 フランスにおける小麦の立ち位置。重要なポジションにあるなと考えさせられた。世界地図で書かれた主要国の生産量、輸出先などのが大変わかりやすかった。それでも読むには大変労力がいったが、人類にとって大切な問題。食料危機を意識して3年前から猫の庭のような畑で菜園を始めた私にとっても意識の高い大切な問題で良い本にであったと思っている。フランス頑張って欲しい。
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