りすねえさんとゆきの日の手紙 の商品レビュー

大久保雨咲(著者),かじりみな子(絵)

2024/10/18

りすねえさんの３つのおはなし。

雪の日に近くに住む三つ子のいもうとたちから
手紙をもらった、りすねえさん。
こじかの郵便屋くりたが
トナカイと文通していると聞いて
自分も遠くの森のくまとやってみたいと
手紙を書いてみるのでした。

春が来ると、りすねえさんは
ヤマネのマリが開いた喫茶店で
冬眠から目覚めた彼女に
冬の出来事を話して聞かせます。

風が強い日、ハナムグリがポケットに飛び込み
家まで着いてきてしまいました。
「木」の家に勝手に住んでると言われ
不安になったりすねえさんは
からまつの木に「ここにいてもいいか？」と
たずねるのでした。

話もかわいいけど、挿絵が素敵！
りすねえさんの口調が「ねえさん」なのも好き。
シリーズの別のも読んでみよう。

2024/06/16

相変わらず絵がすごすぎる。
だからこそ虫がちょっと怖かったｶﾀ:(ˊ◦ω◦ˋ):ｶﾀ
でも暖かい話なのと、冬から春っていう季節感もあって、鹿さんも可愛くってよきฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

2024/02/22

『りすねえさん』2作目。(1作目はまだ読んでないのだけれど、、、)絵も、装丁も、とてもいい。
シルバニアファミリーの世界だなぁと、思いながら読んだのですが、3つ目のお話は、大人の私も少し考えさせられました。

2024/02/15

りすねえさんの冬の日常の出来事が丁寧に描かれており、心優しいりすねえさんに読者はほっこり癒されます。大久保雨咲さん、大好きな作家さんです。

2023/12/28

シリーズ2作目。

前作は、くるみの森のちずがカラーページで紹介されていたが、今作は、りすねえさんの部屋である。
茶色の木の中はドア付きで、暖かな色のベッドカバーに背を向けてロッキングチェアで本を読んでいるりすねえさんが、とても良い感じ。
そう言えば、前作で確か推理小説好きだったような…。

りすねえさんとゆきの日の手紙〜三つ子の妹たちから毎日のように手紙が届くりすねえさんは、最初はうれしかったけど、今は3行だけっていうのがおもしろい。
くりたからトナカイと文通していることを聞いて、クマとともだになりたいと手紙をかく。
読んでくれるかなとドキドキ。

りすねえさんとヤマネのマリのきっさてん〜あなたのとっておきのふゆのおはなしをきかせてください。
おはなしひとつとおかしひとつをこうかんします。
なんとおもしろい看板。
冬のものをとっておくことはできないからお話しで…というのがいいのかも。

りすねえさんとエプロンのポケット〜ハナムグリがりすねえさんのエプロンのポケットにはいりこんで、居心地の良さにぼくの家だと言ったけれど困ると言うとブイーンと飛んでいったけど、この木だって勝手にりすがくらしはじめて、困ってるかもしれないぞと言われた。
からまつの木さんに聞いてみたりすねえさん。
ずーっとここにいてもいいなら、なにもいわないでください！って。
何も言わないからって納得したのが可愛いね。