レプリカだって、恋をする。(3) の商品レビュー
自分のドッペルゲンガー的な存在が出てくるSF小説やアニメはよく聞くけれど、ちゃんと存在を検証するみたいな話になるのは珍しい気がした。 ネタバレになるので詳しくは書けないが、ヒロインの素直とレプリカのナオがそれぞれに意思を持って動き、その上で2人が対峙して、起こっている問題につい...
自分のドッペルゲンガー的な存在が出てくるSF小説やアニメはよく聞くけれど、ちゃんと存在を検証するみたいな話になるのは珍しい気がした。 ネタバレになるので詳しくは書けないが、ヒロインの素直とレプリカのナオがそれぞれに意思を持って動き、その上で2人が対峙して、起こっている問題について話し合うのが新鮮な展開に思えた。 物語としても節目になる、大きな転機といえるだろう。
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- ネタバレ
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1巻で書きそびれていたけれど、本シリーズを読む前は、アンドロイドやAIが関連したレプリカの話なのだと思い、そちら寄りの、結局人間とは何かみたいなSFや哲学的展開を予想していたので、まったくかすってない展開で、ちょっと肩透かし(って勝手に想像したの自分ですが)。ナオと素直、それぞれの視点から書かれている本書、シルエットでどちらサイドなのか分かる仕掛けは分かりやすくて良き。別々の修学旅行をそれぞれで楽しんで、そのまま行けばいいのにと思った矢先、京都で合流することになり、波乱含みの展開。このまま曖昧にしていてはいけない、決着をつけなくちゃと思えた二人は頑張ってるね。
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素直とナオ、それぞれの修学旅行が描かれるがここに来て物語はミステリ的な要素を入れてくる。 当初からあった、「レプリカとは何なのか?」に対する答えとは。 これが実によく、読んでいてため息を漏らしてしまった。あちこちに散りばめられた答えがあったというのに。 そこに生きる人々の息遣いが...
素直とナオ、それぞれの修学旅行が描かれるがここに来て物語はミステリ的な要素を入れてくる。 当初からあった、「レプリカとは何なのか?」に対する答えとは。 これが実によく、読んでいてため息を漏らしてしまった。あちこちに散りばめられた答えがあったというのに。 そこに生きる人々の息遣いが確かに感じられる、とてもいい作品である。
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前回最後に素直が発した「明日からは私が学校へ行くから」という一言を受けて始まる第3巻。リョウ先輩がいなくなり、学校へも行けなくなったナオの様々な感情が伝わってくる冒頭から、ずっとヒリヒリした雰囲気が漂っていたように感じます。今回は素直の視点で語られる場面が多く、彼女がナオを生み出...
前回最後に素直が発した「明日からは私が学校へ行くから」という一言を受けて始まる第3巻。リョウ先輩がいなくなり、学校へも行けなくなったナオの様々な感情が伝わってくる冒頭から、ずっとヒリヒリした雰囲気が漂っていたように感じます。今回は素直の視点で語られる場面が多く、彼女がナオを生み出し、そして今ナオに対してどう思っているか、彼女の本心が刺さりましたね。また、レプリカとは何かへの答え合わせも示され、なお一層心が揺さぶられた思いがします。物語全体の「転」と「結」への橋渡しのような展開だったので次回が完結編かな…。
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いやなんと言うか、心が上に下に揺さぶられるお話だなあ。 前巻ラストの衝撃の展開から、ナオの不安は解消されなくて、オリジナルの素直が学校に通い始め、素直が修学旅行に行くと同時にナオもアキくんと旅行に出かける展開。 初めて素直側の視点でもお話が進んで彼女が一体なにを考えていたかが...
いやなんと言うか、心が上に下に揺さぶられるお話だなあ。 前巻ラストの衝撃の展開から、ナオの不安は解消されなくて、オリジナルの素直が学校に通い始め、素直が修学旅行に行くと同時にナオもアキくんと旅行に出かける展開。 初めて素直側の視点でもお話が進んで彼女が一体なにを考えていたかが明かされる。 それぞれの旅行を経て、将来への展望というか覚悟みたいなのができてよかったねと思った瞬間、アレだよ。 いやあ、前巻と言い今巻と言い、盛り上げといて落とされる感じが心臓にわるい。 そしてどうにも気になるところで引き。 うーずるい^^ 次巻が出るまで気が気じゃないよー さて、この先一体どうなっていくのかなあ。不安だあ。
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正直こういう展開にするとは思ってなかったです。ただ小説として、避けられないところに真っ向から向かうには覚悟を感じますね。目が離せません。
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2巻を受けてのアンサー編の3巻。 これがレプリカシリーズの最終巻になると思われる巻になり、レプリカとは何なのかが描かれている巻でございます。 高校の青春イベント ひと夏の恋→文化祭とくれば、大イベント修学旅行ですよね。 今回はレプリカのナオパートと本体側の素直パ...
2巻を受けてのアンサー編の3巻。 これがレプリカシリーズの最終巻になると思われる巻になり、レプリカとは何なのかが描かれている巻でございます。 高校の青春イベント ひと夏の恋→文化祭とくれば、大イベント修学旅行ですよね。 今回はレプリカのナオパートと本体側の素直パートに分かれて描かれるというのも今シリーズ初かもですね。 修学旅行パートも面白く、クスッとしながら読めましたが、最後はちょっと泣けるそんなお話でした。 読んでいて、やっぱり本作品は第1巻で「完成」されていたなというのは前巻同様変わらず思いましたが、今巻は「完結」したなと思いました。 すなわちレプリカとは何なのかという点。 このアンサーこそ2巻から提示されたものだったと思うので、その答えが出て良かったのかなと思いました。 あまり書くとネタバレになるので、考察は控えますが、失ったものは取り戻せる、失ってもすべてを失ったわけじゃないということだけは書いておきたいなと思います。 ただ、本作の肝心な部分は実は修学旅行にあると思っていて、まぁ、充実した楽しい修学旅行だなぁと感じました。 色恋なくてもワイワイ楽しめて良い思い出が作れたら学生生活は勝ちだと思いました。 吉井くんと佐藤さんおもろすぎです。 40だって、修学旅行にいきたい。 そんなことを思った本巻でございました。
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