日本史の謎は「地形」で解ける 日本人の起源篇 の商品レビュー
お気に入りのシリーズ 新刊出てたの知らなかった! 慌てて購入 一気読み 実地に裏付けられた理論は 圧倒的な説得力で 目からウロコがぼろぼろ落ちる 今回も楽しく読めた
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目から鱗!これはすごい本だ! 日本語の特異性から始まり、直立歩行への進化論。 季節風が日本を豊かにした。そしてピラミッドとの日本との関係性。ロボットと日本人の特異で不思議な関係。 さらに家康の治水事業、赤穂浪士は実は… 「流域」としての包括的な対応の必要性。最後に筆者の個人的意見...
目から鱗!これはすごい本だ! 日本語の特異性から始まり、直立歩行への進化論。 季節風が日本を豊かにした。そしてピラミッドとの日本との関係性。ロボットと日本人の特異で不思議な関係。 さらに家康の治水事業、赤穂浪士は実は… 「流域」としての包括的な対応の必要性。最後に筆者の個人的意見としているが、高度成長期を支えた1930年世代の独立独歩のパワーには非常に納得した。経験豊かな治水のプロが大胆ながら説得力ある説を披露してくれた、未来を生きる人たちに必読の書。
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全く新しい視点を持った歴史学。治水という観点から太古の昔から現代に至るまで街や都市が発展していったかを解き明かす。 ピラミッドは、ナイル側の氾濫を守るためにからみという手法で建設された。そしてその手法は日本から流れて行ったとの説に驚かされた。
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日本語:発音音数 語彙数 日本語は母音が優勢 地理が脳を支配 水運⇒語彙社会 直立二足歩行:ルーシー ミッシング・リンク サバンナ説 流産の危機・体毛の消失 アクア説 地形と気象⇒文明の下部構造 命の源・季節風:ヒマラヤ・カラコルム山脈 ピラミッド・からみ工法:土木工学的説明 ...
日本語:発音音数 語彙数 日本語は母音が優勢 地理が脳を支配 水運⇒語彙社会 直立二足歩行:ルーシー ミッシング・リンク サバンナ説 流産の危機・体毛の消失 アクア説 地形と気象⇒文明の下部構造 命の源・季節風:ヒマラヤ・カラコルム山脈 ピラミッド・からみ工法:土木工学的説明 沖積平野の形成 ロボット:侵略と奴隷 奴隷にならなかった日本人 東京湾の魚介類:地下水 大湿地の関東 中部地方:閉じこもり・モノを作る 技術を全員で共有 流域:流域共同体 流域の再登場 治水の原則 1930年代生まれの行政官
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この本は面白い! ホモサピエンスの出アフリカは7万年から6万年前と考えられているのに、日本には砂原遺跡(約12から11万年前)や金取遺跡(9万年前から8万年前)の遺跡があり、サピエンスの日本上陸には、12万年前説と4万年前説がある。 これについては人類学的見地からは、4万年前...
この本は面白い! ホモサピエンスの出アフリカは7万年から6万年前と考えられているのに、日本には砂原遺跡(約12から11万年前)や金取遺跡(9万年前から8万年前)の遺跡があり、サピエンスの日本上陸には、12万年前説と4万年前説がある。 これについては人類学的見地からは、4万年前以前の石器を遺したのは、デニソワ人などの旧人であるという説と4万年前以前の石器はあてにならないという説があるが、日本には1万箇所以上の旧石器時代の遺跡があるというのだから驚きだ。 この本では、日本列島にこのように多くの人類が居住していた理由を地形と気候から明らかにしている。現在の異常気象も深刻であるが、今から2万年前のウイスコンシン氷期では現在よりも6度も気温が低く、海面は120mから140m低かったようだ。 このような時代に日本列島に多くのサピエンスが居住してナウマンゾウなどの大型哺乳動物を絶滅させたのだ。 この著者の「日本史の謎は地形で解ける」シリーズは全部で4冊出版されており最初の本を読んではいたが、この4冊目の本はスケールが大きくてとても面白かった。2冊目の文明文化編と3冊目の環境民俗編も読みたいと思う。 この本は「日本人の起源編」である。
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