一万回話しても、彼女には伝わらなかったこと の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
マッチングアプリで出会った男が好きすぎて殺しちゃった妹を庇う話が衝撃的だった。 あと、中国茶店を営む女性のもとに現れた昔の職場のアルバイトの女の子の話とか。 そこそこおもしろかった。
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あらゆる年代の女性が感じることをダイレクトに感じられた。 自分のこと以外の女性について、どんな人生かなど考えたこともなかったが、改めて人にはそれぞれの人生があって考えて生きていると思った。 小説家ってすごいなー。。こんな風に客観的に捉えて文章にできるのは才能だと思う。
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年上の女性が書いた女同士の人間関係の短編集、ってところに惹かれて読んだんだけど、思ったより若いかんじ。 わたしは30代で読んだけど、アラサーくらい、29くらいの頃のほうが響いたかなと思った。 最近Xで嘘かほんとかわからない苛立たしい話とかをぼんやり読んで時間を潰してしまっていた...
年上の女性が書いた女同士の人間関係の短編集、ってところに惹かれて読んだんだけど、思ったより若いかんじ。 わたしは30代で読んだけど、アラサーくらい、29くらいの頃のほうが響いたかなと思った。 最近Xで嘘かほんとかわからない苛立たしい話とかをぼんやり読んで時間を潰してしまっていたから、ちょっとパンチあるけど丁寧に考えられた文章に触れられて良かった。
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「私とあなたは違う人間なんだ」という現実に、打ちのめされたり、逆に「だからこそ」と前向きに考えられたり。 いままでの加藤さんの軽やかさ、鮮やかさ、時折感じる苦味はそのままに、急に訪れる衝撃が加わり、以前よりも深みを感じる作品でした。 加藤さんの世界に出てくる、お菓子や飲み物、料...
「私とあなたは違う人間なんだ」という現実に、打ちのめされたり、逆に「だからこそ」と前向きに考えられたり。 いままでの加藤さんの軽やかさ、鮮やかさ、時折感じる苦味はそのままに、急に訪れる衝撃が加わり、以前よりも深みを感じる作品でした。 加藤さんの世界に出てくる、お菓子や飲み物、料理、本当に鮮やかで魅力的で、とても美味しそうで、それでいて登場人物の心情を反映していて、そういうところがもう本当に好きなんだよなと、読みながら身悶えてしまう。あぁ、過去作読み直そう。 今回の短編では特に「お茶の時間」はお気に入り。 ちょうど台湾烏龍茶を飲みながら読んでいたこと、私も紅茶やお茶がすごく好きで、出てくるお茶やお茶を使った料理が本当にすごく美味しそうで、現実にあのお店があったら毎週通ってしまうと思う。
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