ちいかわ(6) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ちいかわ6巻を読んでしまいました。6巻の感想に書くことではないかもしれませんが7巻の発売が待ち遠しくて仕方ないですね。さて、6巻は湧きドコロが涸れる話と、宝石になってしまう話のほか、種々の日常的な内容が掲載されています。特に中盤くらいでシーサーに関する掘り下げがあり、それだけで長編のような日常の連続になっています。 湧きドコロ涸れ編では、当初様々な湧きドコロによる食を紹介するのんびりした幕間編かと思いきや、急に食物の供給が絶たれちいかわワールドが飢餓状態になるという恐ろしい話です。急激に絶望になるので読者の私まで困惑してしまいます。なぜ解決したのかという部分の解釈は難しすぎるのでさておき、モモンガが労働の喜びや真の友情の存在に良さを感じているとも感じていないともとれる絶妙な描写に表現の妙がありますね。 中盤~後半ではシーサーの言行が紹介されるとともに「やりたいことリスト」をもとに目標と報酬で日々を楽しむちいかわ・ハチワレの姿が描かれていて、かわいらしいキャラものの4コマとして楽しく読むことができます。その中でもシーサーの目線から作中の厳しさや不条理さも描写され、世界観のさらなる奥深さを読み取ることができたと感じています。 最後の石化編はやや短いものですが、ちいかわの勇気や機転が示されていて成長を感じるストーリーです。ウサギとハチワレが早々にどちらも封印されてしまうため、孤軍奮闘せざるを得ないちいかわの必死さが伝わってきます。土産物の宝石を見るとその旅館(?)を訪れたくなり、その旅館を訪れると洗脳させられ新たな宝石作りに加担させられ、最後には宝石に変化させられてしまうわけですが、このような状況が普通に生じているちいかわ世界の理不尽さを改めて認識させられる話でもあります。
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モモンガファンの次女がいまさらながら紙の本を買って読み始めたのでごいっしょしている。あっというまに最新刊に追いついてしまった。 たべものが無限に湧いたり、急に枯れてしまったり。モモンガはほかのちいかわたちのように働いて食べ物を手に入れようとしないどころか、木の実よりちいかわがおい...
モモンガファンの次女がいまさらながら紙の本を買って読み始めたのでごいっしょしている。あっというまに最新刊に追いついてしまった。 たべものが無限に湧いたり、急に枯れてしまったり。モモンガはほかのちいかわたちのように働いて食べ物を手に入れようとしないどころか、木の実よりちいかわがおいしそうに見えるらしいのがちょっとこわい。ちいかわの無邪気な可愛さを真似ようとしているあたりも。でも、いっしょに働いてあさごはん食べてみたら自然な笑顔がでるあたりは憎みがたし。
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第6巻。シーサーちゃんがたくさん登場する巻で、純朴な彼が幸せであるようにと思わざるを得ない。ラッコ推しの私は、一緒にどう呼んでもらおうと考えてしまった…。マスターでも良いじゃん。カッコいいし。
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ちいかわ第6巻。「飢饉編」「寄生編」「拾魔編」収録。 冒頭のキャラ紹介ページで初っ端ちいかわ達が石化全滅してて笑ってしまった。存在しない記憶... そして屈指のホラー回拾魔編は何回読んでも完成度高い。ラストの雨降る中埋めるシーンは風情があって最高。 書き下ろしはオデの後日談。...
ちいかわ第6巻。「飢饉編」「寄生編」「拾魔編」収録。 冒頭のキャラ紹介ページで初っ端ちいかわ達が石化全滅してて笑ってしまった。存在しない記憶... そして屈指のホラー回拾魔編は何回読んでも完成度高い。ラストの雨降る中埋めるシーンは風情があって最高。 書き下ろしはオデの後日談。 くりまんじゅう先輩との絡みが良かった。くりまんじゅう先輩といえど流石に怪異と出会ったら機敏な動きするやね。
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