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ブルックリン化する世界 の商品レビュー

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2024/03/19

スパイク・リーのお店に行ったことがあるほど、 ブラック・カルチャーが好きで、 長年、ブルックリンに住んでいる友人が居る、 というだけで、この本を手にしました。 スゴイ本に出会った! 普段だったら手にしないジャンルだったかも知れないけど、取材力も素晴らしく、何より読みやすかった! ...

スパイク・リーのお店に行ったことがあるほど、 ブラック・カルチャーが好きで、 長年、ブルックリンに住んでいる友人が居る、 というだけで、この本を手にしました。 スゴイ本に出会った! 普段だったら手にしないジャンルだったかも知れないけど、取材力も素晴らしく、何より読みやすかった! 森千香子さんスゴイ! 今後もチェックさせていただきます。

Posted byブクログ

2023/12/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分が住んでいたコミュニティーに、昔から住んでいた人達は立ち退きでいなくなる人がいる一方で、様々な人種、職種の人が住み始める。新たな居住者のニーズに対応したお店が生き残ることになり、また、新たにコミュニティーにやってきた人達に向けた街に変容していく。 ブルックリンという一つのニューヨークの地区の中で、街の構成から立ち退きの状況、そしてそこに住む人達の意見、またコミュニティー内の活動と順を追って説明がされていてとても読み応えがあった。 アメリカならではの街の変容については、とても複雑で興味深い。 スパイク・リーの映画を何本か見た後で、コミュニティーについて考えさせられる一日だった。 私が勝手に考える日本のジェントリフィケーションは、タワマンの乱立について。タワマンのエレベーターに同じ大学の卒業生とばったり!同じ境遇の人は同じところに集まる?タワマンが一棟建つことで、日本も突然として一つの街が最近できるというシチュエーションがあるが、 アメリカの中で色々な人達が住むコミュニティー内の入れ替わりを研究対象としてまとめている素晴らしい本でした。章ごとに終わりに完結にまとめられていてとてもわかりやすかったです。

Posted byブクログ