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図書館は生きている の商品レビュー

3.9

18件のお客様レビュー

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2024/06/13

なかなか世界の図書館に目を向けることはないけど、著者のアメリカでの経験と世界のおすすめ図書館リストを読んでみると、各国で工夫を凝らして市民のためにと奮闘している図書館がこんなにもたくさんあるんだということを改めて実感した。 同じ司書として共感するポイントもたくさん。

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2024/06/12

アメリカの公共図書館で働き、世界の図書館を巡っている韓国人元司書による図書館にまつわるエピソードが綴られたもの。  アメリカの図書館では、延滞料金を取られるところが多いとか、本だけでなく楽器や日用品を貸す図書館があるとか、ホームレスが来ることを想定して建築された図書館があるなど知...

アメリカの公共図書館で働き、世界の図書館を巡っている韓国人元司書による図書館にまつわるエピソードが綴られたもの。  アメリカの図書館では、延滞料金を取られるところが多いとか、本だけでなく楽器や日用品を貸す図書館があるとか、ホームレスが来ることを想定して建築された図書館があるなど知らないことがたくさん書いてあり、考えさせられた。

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2024/05/25

元図書館司書の自称”図書館オタク”の著者による図書館にまつわるエッセイ。 国や時代によって、いろいろな図書館があるのだなと知識が広がった。

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2024/05/02

アメリカで図書館司書を務めてきた著者による図書館エッセイ。除籍や図書館分類など図書館あるあるから検閲など、まじめなテーマまで幅広く語られている。ただ通じるのは図書館は人との交流や他者を「読む」場としているところのように感じた。 インターネットから資料を見られるデジタル図書館や旅行...

アメリカで図書館司書を務めてきた著者による図書館エッセイ。除籍や図書館分類など図書館あるあるから検閲など、まじめなテーマまで幅広く語られている。ただ通じるのは図書館は人との交流や他者を「読む」場としているところのように感じた。 インターネットから資料を見られるデジタル図書館や旅行の際におすすめな図書館も紹介されている。 訳者あとがきには京都市中央図書館への感謝が述べられている。

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2024/04/28

図書館が好きなので読んでみた。図書館好きは面白い内容なのでは。 著者が旅した世界中の図書館の話やこれからの図書館についての考えなど、興味深い内容だった。

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2024/04/20

アメリカの公共図書館の司書さんのエッセイ。 デジタル図書館とか図書館旅行とか、楽器やおもちゃを貸し出してくれる話とか興味深く読みました。そんなことができなくても地元の図書館が大好きなので、たくさん本を借りたりイベントに参加して、そしてもっと司書さんたちとも交流もちたいなと思いまし...

アメリカの公共図書館の司書さんのエッセイ。 デジタル図書館とか図書館旅行とか、楽器やおもちゃを貸し出してくれる話とか興味深く読みました。そんなことができなくても地元の図書館が大好きなので、たくさん本を借りたりイベントに参加して、そしてもっと司書さんたちとも交流もちたいなと思いました。以前日本の図書館を紹介した本を読んで、成蹊大の図書館見に行ったっけと思い出しながら読みました。

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2024/03/12

アメリカの公共図書館で働いていた著者による図書館愛あふれるエッセイ集。世界各地の図書館へ出かけていて、SNSで発信している。図書館に関するいろいろな逸話が登場し、図書館員(現役でも元でも)なら、どこでも同じなのね、と感じることでしょう。 巻末の参考資料一覧がまた、読書欲をそそる!...

アメリカの公共図書館で働いていた著者による図書館愛あふれるエッセイ集。世界各地の図書館へ出かけていて、SNSで発信している。図書館に関するいろいろな逸話が登場し、図書館員(現役でも元でも)なら、どこでも同じなのね、と感じることでしょう。 巻末の参考資料一覧がまた、読書欲をそそる!そして、未訳の韓国の本が多くて、残念。 この著者ほどは行けないとしても、行ってみたいと思う図書館がたくさん出てくる。外国まではなかなか行けないけど、訳者あとがきで日本の図書館にも触れてくれているのが嬉しかった。京都市立中央図書館のレファレンスが素晴らしい、と絶賛されていました。 図書館に関心を持つ市民がいなければ図書館はなくなってしまう、図書館はライフラインのひとつ、などの言葉が心に残りました。

Posted byブクログ

2024/02/26

図書館旅行者こと元司書パク・キスクさん目線で、世界の図書館や司書のお仕事などが綴られていて、面白かったし興味深かった。近隣だけでなく旅行に行く機会があれば、図書館をバケットリストに入れたくなるそんな本でした。*すべての人が成功できるわけではないけれど、すべての人が成長することはで...

図書館旅行者こと元司書パク・キスクさん目線で、世界の図書館や司書のお仕事などが綴られていて、面白かったし興味深かった。近隣だけでなく旅行に行く機会があれば、図書館をバケットリストに入れたくなるそんな本でした。*すべての人が成功できるわけではないけれど、すべての人が成長することはできる。成功した人ではなくても成熱した人にはなれるし、、熾烈に生きなくても面白く生きることはできる。だから私は図書館に行くのだ。

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2024/02/25

アメリカの公共図書館で司書として勤務していた韓国人の著者が語る図書館の姿。利用者とのやりとり、司書ならではの目線で語る図書館の姿が印象的。著者が働き始めた頃は、アメリカの図書館の司書は白人ばかりで、アジア系の著者は利用者からなかなか司書として認識してもらえなかったという。多様な社...

アメリカの公共図書館で司書として勤務していた韓国人の著者が語る図書館の姿。利用者とのやりとり、司書ならではの目線で語る図書館の姿が印象的。著者が働き始めた頃は、アメリカの図書館の司書は白人ばかりで、アジア系の著者は利用者からなかなか司書として認識してもらえなかったという。多様な社会に対応していくのは図書館でも多難なのだ。 日本の図書館も日々がんばっていることを知ってほしい。

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2024/02/24

 現在のところ今年一番の良書である。韓国人の司書が図書館について様々な視点から鋭く論じている一冊。「図書館は本の聖地ではなく、地域と言う共同体の聖地であるべき」や「賢明なものは図書館を建設し、愚かなものは図書館を破壊する」といったことは強く共感できる。そして、「司書が楽な職業だと...

 現在のところ今年一番の良書である。韓国人の司書が図書館について様々な視点から鋭く論じている一冊。「図書館は本の聖地ではなく、地域と言う共同体の聖地であるべき」や「賢明なものは図書館を建設し、愚かなものは図書館を破壊する」といったことは強く共感できる。そして、「司書が楽な職業だと思う人がいるなら、それは大きな誤解だと言いたい」と実例を交え訴える。自分はただ予約した本の受け取りと返却のみでしか図書館を利用していないが、これからは館内に滞在し、図書館が醸し出す空気も楽しんでみたい。

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