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「今どきの若者」のリアル の商品レビュー

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19件のお客様レビュー

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2024/08/25

多種多様な、各論者の得意分野からの若者論。関心の薄い分野はサラッとそういうものなのねと流し読み。興味のある分野については、世の中の最先端を知る意味で興味深かった。より上の世代からするとだいぶん考え方が異なるように思えるけれど、考え方の変化は認めていく必要があると思う。多様性の時代...

多種多様な、各論者の得意分野からの若者論。関心の薄い分野はサラッとそういうものなのねと流し読み。興味のある分野については、世の中の最先端を知る意味で興味深かった。より上の世代からするとだいぶん考え方が異なるように思えるけれど、考え方の変化は認めていく必要があると思う。多様性の時代という意味では、逆向きの理解も期待したいところ。

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2024/08/21

内閣府の予想によると日本の人口が1億人を割るのは2048年。今から24年後その時、時代の中核にいる「Z世代」の行動原理を16の視点から解説する新書です。「Z世代」のことを知りたい、というより社会変化を世代論として見つめている論者のカタログとして読みました。「群盲」じゃなくて「研究...

内閣府の予想によると日本の人口が1億人を割るのは2048年。今から24年後その時、時代の中核にいる「Z世代」の行動原理を16の視点から解説する新書です。「Z世代」のことを知りたい、というより社会変化を世代論として見つめている論者のカタログとして読みました。「群盲」じゃなくて「研究者」、「象」じゃなくて「Z世代」を撫でるって感じですが、団塊の世代とか団塊jrとかに匹敵する、いやもしかしてそれ以上の大きな塊が生まれていることがよくわかります。ただ彼らが社会を変えていく、というより社会の変化を受け止めるために現れた塊のように見え、大人の責任は過去の世代交代より重いのではないか?と感じました。特に中村淳彦の2004年をターニングポイントとする貧困論には衝撃を受けました。

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2024/07/11

山田昌弘さんが編者で、16人がそれぞれの議題について書いている 面白いものもあり、眠くなる内容のものもあり、、、 金間大介さんの章が最も興味深かった

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2024/05/11

15章、16章が特に面白かった。 章によってはデータ紹介に終始して提案がなかったり、因果関係の分析が短絡的だったりという印象。

Posted byブクログ

2024/03/31

さまざまな方々から見たZ世代の様子が書かれていて、面白かったです。気になったところは深堀りしてみようと思います。

Posted byブクログ

2024/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

16名が十六章にわたってZ世代の一面を論じている本。 一章、二章、五章、十章、十五章が特に興味深く、面白かった。 十二章はZ世代についてというより、ごくごく一部の女性を面白おかしく刺激的に取り上げているだけで不快でした。書いた人の経歴でお察ししました。 一章の草食世代、ゆとり世代、Z世代それぞれの特徴を書いた表はどの部分も当てはまるけれど、より当てはまるのはやはり自分の世代で納得できた。 二章、高齢者VS若者の図になってしまうのはどの時代も同じで、特に今は世代間格差がはっきりと存在し、その傾向は強い。 政府は事実を受け止め老人の票ばかりを気にするのでなく、未来のことを考え再分配でなく経済成長を取るべきとあった。耳障りがいいし選挙があるから高齢者に手厚くばかりになっちゃいそうだけどね… 『そもそも少子化という現象は人口動態という大きな歴史的な動きの中で生じている現象であり、特定の世代の責任に帰すことができるようなものではない。』上記は無意味にお年寄り全体へ敵対心を抱いたとき思い出したい。 五章、テスト勉強やってないよ!ではなくめっちゃやったよ笑 になるの、わかる。努力アピしてるんじゃなくて、努力を隠すのはいやらしいしかっこ悪いから。でも笑が大事なのもわかる。 一〇章、若者が本離れしてないどころか昔より読むようになっているとわかった。 簡単な文しか読みたくなくて古典文学とかも読んだ方がいいと思っていた。そしたら自分に合った本の方が語彙が増え、読解力も高まるとあって、無理せず面白そうだと思う本を読もうと思った。 十五章、SNSに載せるような特別なイベントだけでなく、取るに足らない日常のエピソードを大事にしたいと思った。 これからどんな若者がどういう時代を築くか少しだけわかったような気がして不安が減った。もう若くないけど、若者にいろいろ共感できて嬉しかった。

Posted byブクログ

2024/03/09

地方のそれなりの都市は、生活しやすいが、国立大学を卒業すると県庁や地方銀行以外の大企業は少ない。やはり、外に出ないと大企業はない。

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2024/02/06

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10275717

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2024/02/05

短編がつながっていて、薄い情報が多かった印象。自殺人数の統計が下がっているのは知っていたが、そんなからくりがあったのかと学ぶべきところもあった。

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2024/01/28

 多岐にわたって若者(本書ではZ世代)の実態をまとめた本。団塊、バブル世代は経済成長を実感した世代であるため、冒険心が強い。一方、生まれたときから不況を経験するゆとり、Z世代は、上記の世代と異なり、チャレンジ精神はさほど強くなく、保守的な傾向という指摘は、世代間の思考を読み取るの...

 多岐にわたって若者(本書ではZ世代)の実態をまとめた本。団塊、バブル世代は経済成長を実感した世代であるため、冒険心が強い。一方、生まれたときから不況を経験するゆとり、Z世代は、上記の世代と異なり、チャレンジ精神はさほど強くなく、保守的な傾向という指摘は、世代間の思考を読み取るのに重要なポイントである。また、このような世代間の違いから、漫画等の娯楽の描写が変化することも面白い。本書によると、Z世代は他者とのつながりを重視するという。

Posted byブクログ