藍染めのアポレンカ の商品レビュー

ロマナ・コシュトコヴァー(著者),小川里枝(訳者),ヴェロニカ・ヴルコヴァー(絵),ヤン・シュラーメク(絵)

2024/06/09

藍色がきれい。そのための絵本なんだな。だから、物語にはあまり期待しないで、美しい色や藍染めの技法などを楽しめばいいでしょう。

2024/03/14

美しい絵本
物語というより工芸を伝えるために作られた印象
志村ふくみさんのコメントもネット上にありました

文字組みが読みにくいのは色を出したいから？
もっと詰めたり行間空けたりしたらいいのになぁ

2024/03/10

村の外れの小さな家に､お爺さんとお婆さんが2匹の猫と暮らしながら､藍染めの伝統の技を伝える跡継ぎがないことを悩んでいました...ある日曜日の散歩道で､ふたりは､捨てられて汚れた赤い髪の人形を見つけ､家で綺麗に洗ってあげました...一夜明けてると､人形はお腹を空かせた女の子に変わっていました! 喜んだ夫婦は｢光の少女｣を意味する｢ｱﾎﾟﾚﾝｶ｣と名付け､工房での生活が始まりました...宇宙のように深い藍の染液の青を目にしたｱﾎﾟﾚﾝｶは､自分の使命を悟り､藍染めの伝統を守ろうと決意するのでした･･･｡

2024/02/25

図書館本。いたるところに様々な藍色がふんだんに使われていて、なんともお洒落。フォントも藍色。また、藍染め技術が詳細に描写されている珍しい絵本。息子たちへの読み聞かせのときには、藍染め工程の説明が少し退屈かなと心配していましたが、そんなことは全然なく、最後まで集中して聞いてくれました。

2024/01/13

物語も絵もとても素敵。京都の寿ビルヂングでちょうど藍染展があっており、この絵本を知ってじっくり読んでみた。一つ一つ丁寧に書かれている植物や布地、食べ物が本当に美しい。以前、真っ白なワンピースに所々シミができてしまい、藍染をしていただくことがあった。気に入っていたワンピースだったので、再び蘇ったそれを着るのがとても嬉しかったことを思い出した。