わたしは地下鉄です の商品レビュー
韓国映画を観ているかのような(久しく観ていないが) 落ち着いた、穏やかな空気が流れている。 抑揚とか起承転結があるわけではないので好みは分かれるかもしれない 私はすごい好きだけど、読み聞かせだと「だから何?」みたいな雰囲気になっちゃうのかな… 別に作品の全てに分かりやすい主張が...
韓国映画を観ているかのような(久しく観ていないが) 落ち着いた、穏やかな空気が流れている。 抑揚とか起承転結があるわけではないので好みは分かれるかもしれない 私はすごい好きだけど、読み聞かせだと「だから何?」みたいな雰囲気になっちゃうのかな… 別に作品の全てに分かりやすい主張がないといけないなんてことはないと思う。
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地下鉄さんの1人語り。 乗客を見守っている。 地下を走っている時、地上を走っている時、 色彩が変わって美しい。
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第71回産経児童出版文化賞 翻訳作品賞 世界イラストアワード(2021年) NYタイムズ紙「ベスト絵本」2021 英ガーディアン紙「ベスト絵本2022 韓国出版人会議優秀図書賞(2017年) 第3回ロッテ出版文化大賞(2020年) 電車の中には色々な人がいて、全く違う人生を歩み...
第71回産経児童出版文化賞 翻訳作品賞 世界イラストアワード(2021年) NYタイムズ紙「ベスト絵本」2021 英ガーディアン紙「ベスト絵本2022 韓国出版人会議優秀図書賞(2017年) 第3回ロッテ出版文化大賞(2020年) 電車の中には色々な人がいて、全く違う人生を歩み、それぞれが違う状況で乗車している。 そんなことを考えてふと電車の中を見回した時に、不思議な感覚になったことが何度かあります。絵本の中では乗客の何人かが詳しく紹介され、よりリアルに一人一人に日常があるのだと感じました。 地下鉄の特別でないいつもの車内の様子が控えめな配色で描かれ、読者にとっては実に見慣れた光景だと思います。 韓国の絵本だけれど、日本の車内と何の変わりもないです。(物売りは出てきますが) 電車好きさん向けの絵本というよりは、みんなそれぞれ色々あるんだよね!と他者を尊重する機会になりそうな絵本です。
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美しい。 地下鉄に乗ってきた人たちの物語を、主人公(地下鉄)が語る物語。 登場人物は全部で7人。 ガタンゴトンと電車が駅に滑り込み、乗ってきた乗客について語るのを繰り返す構成。 1ページの文章量は少ないが、7人もいるので結構ボリューミー。 読んでいて、サラリーマンで娘がいるワ...
美しい。 地下鉄に乗ってきた人たちの物語を、主人公(地下鉄)が語る物語。 登場人物は全部で7人。 ガタンゴトンと電車が駅に滑り込み、乗ってきた乗客について語るのを繰り返す構成。 1ページの文章量は少ないが、7人もいるので結構ボリューミー。 読んでいて、サラリーマンで娘がいるワンジュさんが最初に出てきた時に、「なぜ設定を細かくするんだろう?」と感じた。 サラリーマンで、子供がいる(性別は明記しない)、お父さん(名前なし)であれば読み手によって、自分のお父さんや理想のお父さんを当てはめることができるのに、と思ったから。 だが、読み進めるにつれて「これは細かく設定しないといけないな」と思った。 地下鉄に乗る人、1人1人に生活がある。人生がある。 どこかへ向かうために地下鉄に乗っている。 そしてみんな、自分の人生に向き合って、どこかへ向かっている。 そういうことを伝えるのに、名前のない、ただの属性だけでは語れない。 大切なのは属性よりも、1人1人に名前があり、人生があることだから。 電車で見る、名前の知らないあの人もこの人も、自分の人生を生きていることを語るには、設定を細かくしなくちゃ。 楽しかったり疲れていたり、迷っていたり。 そういう気持ちも人と、その人生と一緒に乗せて地下鉄は走っていく。 おすすめ年齢は小学校中学年から。 形は絵本なので、あまり読み慣れてない子にもおすすめ。 場所によるかと思いますが、日常的に電車を使う子にとっては身近で面白く、読書感想文とかにも使えそうな感じがします。
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9歳2ヶ月の娘 6歳2ヶ月の息子に読み聞かせ 私も電車のっててふと思うときがあったなー ここにいる人たち ひとりひとりに 用があって人生があって みんなそれぞれ違うんだよなーって 不思議な感覚よね
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久々に次男に絵本読み聞かせ(*高1) 韓国と日本の社会、共通する部分が多いとわかる。女子高生のところが、せつない。 地下鉄内の車内販売は、日本にはない。実際にもそうなんだろうか? 地下鉄に乗り合わせた人たち。それぞれの人生がある。 大人向けの絵本。
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10278091
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ソウルを走る地下鉄が、乗客たちを語ります。様々な年齢・職業。それぞれの生活の一部にしっかりとある地下鉄。なかなか読みでのある絵本だった。標題紙まで4場面もあって、ちょっとびっくり。
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ソウルを走る地下鉄。 きょうも走る。 毎日同じ時間、同じ道を走る。 どこかから来て、どこかへ行く人たちを乗せて。 そこここに待つ人がいる。だから走る。 きょうは誰を乗せる… ゆっくりと止まり、ドアが開いて… ダッシュで駆け込んできた男性。 潮のかおり!澄んだにおいとともにおば...
ソウルを走る地下鉄。 きょうも走る。 毎日同じ時間、同じ道を走る。 どこかから来て、どこかへ行く人たちを乗せて。 そこここに待つ人がいる。だから走る。 きょうは誰を乗せる… ゆっくりと止まり、ドアが開いて… ダッシュで駆け込んできた男性。 潮のかおり!澄んだにおいとともにおばあさんが。 子ども連れのお母さん。 磨きあげられた靴をはいたおじさん。 女子学生は勉強疲れなのかな。 なんでも屋のおじさんに29歳のイ・ドヨン。 みんな思い思いの姿で座る。 みんなそれぞれのところへと。 向かうのか、帰るのか、 〈目には見えない ひとりひとりの物語をのせて〉 電車の窓から見える風景で、朝なのか午後なのかがわかる描き方が良い。 そう、これから出かけるのか、疲れて帰るのか。 わかりそうでわかりにくいそれぞれの表情がなんとも言えず、それが良いのは想像を駆り立てるからだろうか。 何度も見てしまう。 飽きずに見てしまう。 哀愁漂うこの絵、とても好きだ。
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地下鉄から見た よく知るあの人の日常を穏やかにも守る、温かい1冊 韓国絵本、最近よく手にするけどイイ!(≧∇≦)b
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