社長と現場がつながる、思いが伝わる 漫画のつくり方 の商品レビュー
僕は漫画が好きだけど、実はあんまり絵は見ていなくて文字ばかり読んでいる、ような気がする。アニメもほとんど音を聞いているだけ。 だから漫画やアニメも、あくまで「言葉」のツールだと、自分では思っているけれど、世の中では「漫画だとわかりやすい」みたいな構図もあるようだ。 作品としての漫...
僕は漫画が好きだけど、実はあんまり絵は見ていなくて文字ばかり読んでいる、ような気がする。アニメもほとんど音を聞いているだけ。 だから漫画やアニメも、あくまで「言葉」のツールだと、自分では思っているけれど、世の中では「漫画だとわかりやすい」みたいな構図もあるようだ。 作品としての漫画、宣伝としての漫画、教育としての漫画に続く新ジャンルとしての、「コミュニケーション漫画」が本書で取り上げる漫画だ。 社長の思いがなかなか伝わらない、というサイゼリヤが、社内に対して漫画を配信し、それはコミュニケーションのツールとなっていった、というお話。 実際に幾つかのサイゼリヤ社内漫画も読めるし、何より、どうやってそういうものを作っていった、ということが克明に描かれている。 僕はサイゼリヤファンなので贔屓目に見ているかもしれないが、それを差し引いても、コミュニケーション漫画に取り組むための方法が詰まっていて、社内コミュニケーションが社長からの一方的な状況になっている会社の打開策に、大いにありだな〜と感じた。 (僕は絵を見ず文字ばかり追うだろうけど)
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