1,800円以上の注文で送料無料

婚活食堂(10) の商品レビュー

3.9

17件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/08/14

表紙の女の子誰〜?(・・;と思っていたら、食堂初のお弟子さんの日向ちゃん!(・∀・)自分でお店を始めるまでの短期間だったけれど、日向ちゃんの店も良い店になりそうだ(⁠^⁠∇⁠^⁠)⁠♪今回はその女将修行がメインで、御縁は少なめ(-.-;)

Posted byブクログ

2024/08/05

いつもながら、あったかい気持ちになる本です。 幸せがたくさんでいいですね。 夏だけど、おでんが食べたくなります。

Posted byブクログ

2024/07/25

 元・人気占い師の玉坂恵が営むおでん屋「めぐみ食堂」を舞台にした連作短編ヒューマンファンタジー。シリーズ10作目。             ◇  11月に入った。秋も深まり温かいものが恋しくなる季節になる。恵は今日から主力メニューのおでんに餅巾着を使った新作を加えて出す予定だ。常...

 元・人気占い師の玉坂恵が営むおでん屋「めぐみ食堂」を舞台にした連作短編ヒューマンファンタジー。シリーズ10作目。             ◇  11月に入った。秋も深まり温かいものが恋しくなる季節になる。恵は今日から主力メニューのおでんに餅巾着を使った新作を加えて出す予定だ。常連さんの驚く顔が目に浮かぶようで、つい顔がほころぶ恵だった。  この日の口開け客は沢口秀と二本松楓。どちらも30代前半の独身クールビューティで、気持ちよいぐらいよく食べよく飲む。まずは生ビールで乾杯したあと、これからの季節の1杯めに軽めのホットドリンクがあればいいのにと言い出した。  そこから話題はホットビールやホットワインへと移り、ドリンクメニューに加えようかと恵が思っていると、また引き戸が開いた。  続く2人連れも常連客の織部杏奈と麻生瑠央。杏奈はめぐみ食堂で知り合った男性と結ばれたが瑠央はまだ独身で、現在婚活中である。  自然と話題は婚活や結婚に移り、秀と楓も加わって賑やかなひとときになった。  やがて10時を過ぎ最後の客が席を立った。恵が片付けをしていると引き戸が開き、真行寺が入ってきた。来るのはいつもは看板時なのでこの時間は珍しい。おまけに若い女性を連れている。手土産だと言って子持ち昆布を恵に渡した真行寺は、連れの女性を紹介した。  彼女は桂木日向という名で、自分と同じく児童養護施設愛正園の出身だと言う。実は真行寺が日向を同伴したのには理由があった。 ( 第1話「一皿目 早すぎる子持ち昆布」) 全5話。       * * * * *  本巻での中心は桂木日向の「進路」です。 ( 婚活でないところが珍しい )  桂木日向は愛正園の出身で、謂わば真行寺の後輩に当たります。  日向の仕事は実演販売士。明るくコミュ力に長けていて、実演にも工夫をこらすなど頭もよい日向には、その売り上げのよさから依頼が殺到。収入もかなりあったそうです。  ところがコロナ禍で仕事が激減したことでフリーで働くことの不安を知った日向は、自分の店を持つことにしたのでした。  日向は、対面で人にプレゼンすることが楽しく料理好きなことから、自分で商売するなら気の利いたアテを出す小料理屋を開きたいと考えて、真行寺に相談。真行寺が日向の研修と女将見習いの場所に選んだのがめぐみ食堂だったということです。  飲み込みが早く気働きのできる日向は、めぐみ食堂でもたちまち親しまれ、店に華を添える存在に。料理のコツ、お酒の合わせ方、そして客あしらいの呼吸と、恵の教えをどんどん吸収していく日向。このまま順調に小料理屋開店まで行くのかと思っていたら……。  不穏な空気が漂い始める終盤。裏社会にも多少顔の利く真行寺がついているとはいえ、かなりハラハラさせてくれます。  その他、本巻の見どころを2つばかり紹介しておきます。  1つめは、麻生瑠央の婚活です。藤原海斗のAI結婚相談所に入会したものの、マッチング相手は瑠央のスペックの高さを意識してしまい、虚勢を張るか尻ごみするかでうまくいきません。めぐみ食堂を訪れては愚痴っていた瑠央は、たまたま藤原海斗が連れてきた男性がなぜか気になる存在に。婚活食堂の本領発揮なるか!?  2つめは、他作品とのコラボです。  まずは日向が交際中の彼氏と居酒屋探訪で訪れたのが佃の「はじめ食堂」。一子も二三も皐もイキイキ働く姿が描かれていました。  続いてめぐみ食堂に客として訪れた老人2人。しんみり話す内容が、ずっと昔に死んだはずの秋穂と沓掛時次郎がなぜか目撃されていることについて。この2人こそ誰あろう沓掛音二郎と谷岡資です。話の内容が妙に気になる恵でしたが……。  いや、どちらもとんだサプライズで楽しく読ませてもらいました。  山口恵以子さんのファンなら絶対うれしい作品に仕上がっています。

Posted byブクログ

2024/07/10

後半のお笑い居酒屋の所で、うーん、とちょっと気持ちが白けてしまった。 まあ、私が乗り気じゃないだけで繁盛するかもしれないし!と思ったけど、結果的には…。 安定の面白さ。

Posted byブクログ

2024/06/23

10巻目、時々邪悪な登場人物... 善意な人物が食材だとすると邪悪な人物はスパイスか。 毎回面白い。

Posted byブクログ

2024/05/06

作品は冬に入るところ、読んだのは夏に近づく頃。季節は真反対だけれど、美味しそうな食べ物の描写にお腹が空いてしまうのはいつもの事。 今回は闇バイトによる強盗事件が発生。あら?このお話って推理小説だったっけ?と思いながら最後はしっかりハッピーな結末になりひと安心。

Posted byブクログ

2024/04/30

第10弾は今までとは少し趣向が違う感じが。 めぐみ食堂に見習いさんが入り、丸々一冊、彼女を中心にして様々な出来事が展開していく。 えっ⁈本書が中国、イタリヤで翻訳出版!スゴいなぁ。 海外の人は日本の婚活事情をどう思われるのかなぁ? 第3話に「はじめ食堂」登場!うれしい♪

Posted byブクログ

2024/04/21

めぐみ食堂に店を開きたいと真行寺に連れてこられた。桂木日向、そこで事件に巻き込まれた日向は恵みに救われ、事件は解決しハッピーエンドとなる。いつもおいしいそうな居酒屋兼おでんや時々そのレシピを参考にして居る、おでん食べたい!

Posted byブクログ

2024/04/19

「早すぎる子持ち昆布」 一人ではなく二人できた。 気にしているから記載しなかったのかもしれないが、話の合間に何気なく告げられたら萎縮するだろうな。 全く言葉や文化を勉強せずに暮らし始めたら、楽しいことや興味深いことはあるだろうが日々大変なことだらけだろ。 「闇の兜煮」 疲れ切っ...

「早すぎる子持ち昆布」 一人ではなく二人できた。 気にしているから記載しなかったのかもしれないが、話の合間に何気なく告げられたら萎縮するだろうな。 全く言葉や文化を勉強せずに暮らし始めたら、楽しいことや興味深いことはあるだろうが日々大変なことだらけだろ。 「闇の兜煮」 疲れ切っていた理由とは。 目の前で見てしまったとしても、白昼堂々と行われる行為に誰だって理解が追いつかず何も出来ないだろ。 誘いにのらないのは本心だったとしても、それを言い続ける相手に本気で嫌気が差していたら嫌悪感しかないだろう。 「クリーム煮はすれ違い」 蜥蜴のしっぽ切りばかり。 売り出したいと思う気持ちが強いがために、夢のために頑張っている姿を見ても自分の想いが強いのだろ。 これだけ過激で注目を浴びているというのに主犯が捕まらないのは、突発的ではなく計画的なものばかりなのかもな。 「怪しいアヒージョ」 思い出せない顔に不安が。 テレビに出れる芸風ではなくとも、面白いと評価してくれる人が多いのなら自信を持ってもいいだろうな。 たまたま偶然が重なった結果だったとしても、これだけ大きな事を決めるのだから話を聞いて一度持ち帰るべきでは。 「ホットワインで乾杯!」 膝が震えるほど禍々しい。 もしも店を訪ねてくる機会がなかったら、何も知らないまま犯罪の片棒を担がされていたかもしれないな。 突然個人情報全てを知られたと分かるとパニックになるだろうが、一つの端末を丁寧に探ることもなく見つけれるか。

Posted byブクログ

2024/02/23

半年ぶりの10作目もいいな。今回も全体を通してはうまく事件が解決。真行寺がええとこ見せる。グローバル強盗団も登場して、時事ネタもうまく織り込んでいるのはさすが

Posted byブクログ