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どうすれば日本経済は復活できるのか の商品レビュー

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2024/05/04

こないだMMTの本を読んでいた私としては、内容の評価は難しい。現在の物価高は低金利に固執している政府の問題(ひいては、そうでないと立ってられない経済の自力の問題という見立て。これに対して海外から有能な人に来てもらうこと、女性の社会参加、デジタル化による生産性の向上の必要姓を訴える...

こないだMMTの本を読んでいた私としては、内容の評価は難しい。現在の物価高は低金利に固執している政府の問題(ひいては、そうでないと立ってられない経済の自力の問題という見立て。これに対して海外から有能な人に来てもらうこと、女性の社会参加、デジタル化による生産性の向上の必要姓を訴える。資本装備率を初めて知る。ほんで、このキビキビした文章な!

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2024/04/16

日本地位低下の原因だは円安 M MTに対する疑問 法人税の増加を検討すべき マイナンバー健康保険証には否定的 生成AIについて

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2024/01/20

円安による日本経済への打撃 製造業中心の産業構造からの転換の立ち遅れと、それに対する政策面の不備 資本装備率の差がもたらす賃金格差 デジタル化の立ち遅れ 長期の統計を見ると日本経済が急激に下降線を辿っていることが分かります。 一人あたりの賃金とGDPの違いや労働生産性の仕組みも...

円安による日本経済への打撃 製造業中心の産業構造からの転換の立ち遅れと、それに対する政策面の不備 資本装備率の差がもたらす賃金格差 デジタル化の立ち遅れ 長期の統計を見ると日本経済が急激に下降線を辿っていることが分かります。 一人あたりの賃金とGDPの違いや労働生産性の仕組みも分かりやすかったです。 結局、今の日本の状況は政治に無関心だった国民へのツケのような気もします。

Posted byブクログ

2024/01/05
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※このレビューにはネタバレを含みます

レビュー 題名にひかれて読んでみたが、なぜ日本経済がこれほどまでに凋落したかの原因を経済学者だけに数字を使い良く分析されているが、肝心のどうすれば復活できるかの具体的な提案はほとんどないに等しく、正直期待外れだった。 日本人は基礎学力は高いから復活できるのではないかというだけでは無策に等しいのでは。 少子高齢化、日本の賃金が低いことによって外国人労働力にも頼れなくなり将来介護難民になるとも。 マイナス要因ばかり唱えるのではなく未来を見据えた前向きな提言が聞きたかった。満足度★★ 以下はアマゾン、Booksデータベースより。 どうすれば日本経済は復活できるのか SB新書 著:野口悠紀雄 ISBN:9784815610104 。出版社:SBクリエイティブ 。判型:新書 。ページ数:296ページ 。定価:900円(本体) 。発行年月日:2023年11月 。発売日:2023年11月08日 。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCZ 内容紹介 日本経済が危ない。 物価高騰は止まらないのに、賃金は上がらない。 超高齢社会で労働力の低下は止まらない。 1人当たりGDPがG7トップから最下位へ転落。 etc. 日本はこのままで大丈夫なのか。 危機的な状況にある日本経済への処方箋を提言する 目次 第1章 G7のトップから最下位へ 第2章 なぜ日本経済は停滞したのか? 第3章 今後の日本経済はどうなる? 第4章 日本が直面するスタグフレーションの恐れ 第5章 金融政策の誤り 第6章 マイナンバーカード「迷走」曲 第7章 生成AIという大変化に対応できるか? 著者略歴 著:野口悠紀雄 1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省。72年エール大学でPh.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、一橋大学名誉教授。専攻は日本経済論。

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2023/12/06

 題名に惹かれて一気に読んだが、結局のところ「日本経済の生産性は現在より低下する」というのが結論であるため、救いがない。  そしてどうすればいいのかという事に関しては、巻末の「おわりに」の最後の方で  「新しい技術を積極的に取り入れる事だ」 というのである。そしてそれが実現可能で...

 題名に惹かれて一気に読んだが、結局のところ「日本経済の生産性は現在より低下する」というのが結論であるため、救いがない。  そしてどうすればいいのかという事に関しては、巻末の「おわりに」の最後の方で  「新しい技術を積極的に取り入れる事だ」 というのである。そしてそれが実現可能である根拠として「日本人の資質は優秀だからだ」というのでは寂しすぎると感じました。しかも優秀なはずの日本人は「大学に入った途端に勉強をしなく成ってしまう現状を変えなくてはならない」と言いながら、変える方策については何も発言していないのです。 そして新しい技術を積極的に取り入れる可能性を開く方策が国民が現状を自覚して「声を上げること」というのも…どうかなぁ。 著者は最近猛烈に著作を出しています。現状分析についてはピカイチであり、金融政策についての無責任な政策を早い段階で批判しています。 でも「日本が再興する唯一の方法を緊急提言!」というオビは粉飾であると言わざるを得ません。 でも、「声を上げること」しかできないのが本当のことだから仕方ないですね。

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